本谷有希子が育児を諦め創作を選んだ理由「お母さん状態でここにはいられない」【後編】 劇団を旗揚げして22年。芥川賞作家の本谷有希子さんが、初めて“演出”という仕事だけに向き合うことになった。2012年ごろからは軸足を小説に置き、ここ数年はれがここ数年は、自身の小説を原作にした芝居の演出を行っていたが、岡田利規さんの戯曲を書き下ろした「掃除機」を演出。他人の戯曲を演出することは、本谷さんにとっては初めてのこと。家族には「家のことは一切できません!」と宣言。そのとき家族の反応は? 本谷有希子 3/8 週刊朝日
「昔は人を信用できなかった」本谷有希子が振り返る20代【前編】 4年ほど前までの自分の状況を、「正式な戯作からしばらく離れていた」と表現した劇作家で小説家の本谷有希子さん。本谷さんの創作活動の起点は演劇にあったが、2012年ごろから軸足を小説に置くようになった。それがここ数年は、定期的に、自身の小説を原作にした芝居の演出を行っていた。そんなある日、KAAT神奈川芸術劇場のプロデューサーから、「岡田(利規・海外の演劇フェスティバルなどで高い評価を受けている演劇作家で小説家)さんの戯曲を演出していただけませんか?」という依頼があった。青天の霹靂(へきれき)だった。 本谷有希子 3/8 週刊朝日