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ラリー遠田

ラリー遠田

ラリー遠田(らりー・とおだ)/作家・お笑い評論家。お笑いやテレビに関する評論、執筆、イベント企画などを手掛ける。『イロモンガール』(白泉社)の漫画原作、『教養としての平成お笑い史』(ディスカヴァー携書)、『とんねるずと「めちゃイケ」の終わり<ポスト平成>のテレビバラエティ論』 (イースト新書)、『お笑い世代論 ドリフから霜降り明星まで』(光文社新書)など著書多数。近著は『松本人志とお笑いとテレビ』(中央公論新社)。http://owa-writer.com/
道理で笑える ラリー遠田
生涯ふざけ通してきたピエール瀧に「容疑者」という肩書は似合わないと思った理由
生涯ふざけ通してきたピエール瀧に「容疑者」という肩書は似合わないと思った理由 ピエール瀧が薬物使用の疑いで逮捕されたというニュースを聞いて驚いた。そして、驚いた自分にも驚いた。どちらかと言うと私は普段から「どんなことでも起こりうる」と思っているタイプなので、芸能人の不祥事などのニュースを聞いてもあまり動揺することはない。まあ、そういうこともあるか、という程度にしか思わないのが普通だ。
「自称・破天荒」のノブコブ吉村が再評価される理由
「自称・破天荒」のノブコブ吉村が再評価される理由 ここ最近、バラエティ番組を見ている人の間で平成ノブシコブシの吉村崇の評価がにわかに高まってきている。そのきっかけとなったのは、昨年10月に放送された2つの番組である。同月6日放送の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)では「中継先に現れたヤバめ素人のさばき方で芸人の力量丸わかり説」という企画が行われた。偽の生放送ロケ番組で、芸人がレポーターとして出演しているところに、雰囲気のおかしい一般人がしつこく乱入してくる。芸人がそれにどう対処するかというのが見どころだった。ここで最も上手く対応できていたのが吉村だった。奇声をあげたりして生放送を妨害する一般人に対しても笑顔を絶やさず、番組の空気を壊さないように巧みに対処していた。この企画はネット上でも大反響を巻き起こし、「吉村のことを見直した」と評価する声が多かった。
友近が『徹子の部屋』でひんしゅくを買っても水谷千重子になり切った理由
友近が『徹子の部屋』でひんしゅくを買っても水谷千重子になり切った理由 2月22日から3月4日にかけて、東京・明治座で水谷千重子の50周年記念公演が行われている。この公演は芝居のステージと歌のステージの二部構成。「とんち尼将軍 一休ねえさん」と名付けられた芝居のステージには原田龍二、YOU、高橋ひとみらが出演する。水谷が明治座で座長を務めるのはこれが初めてだ。
『ロンハー』ゴールデンから深夜に降格で過激路線の復活はあるか?
『ロンハー』ゴールデンから深夜に降格で過激路線の復活はあるか? テレビ番組は視聴率が命である。特に、視聴率が広告収入に直結する民放では、それは絶対的なものだと見なされる。バラエティ番組の視聴率が下がってくると真っ先に行われるのが「テコ入れ」と言われるものだ。新しい企画を試したり、出演者を入れ替えたりすることで、危機的な状況から脱しようとするのである。
ZOZOの前澤友作社長に負けていない チョコプラ・長田の人気の秘密
ZOZOの前澤友作社長に負けていない チョコプラ・長田の人気の秘密 新年早々、株式会社ZOZOの前澤友作社長がツイッターを利用して「総額1億円をプレゼントする」という企画を行ったことが話題になった。ZOZOTOWN新春セールで取扱高100億円を突破したことを記念して、応募者の中から100人に100万円を贈ることを決めたのだ。すでに当選者は確定しており、続々と当選の連絡が行われている。

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