...BTSは6月21日放送のTBS系列『CDTVライブ！ライブ！』に出演し、収録曲ではないものの「Butter」を披露していた。 　総合2位にも前週同様、SEVENTEEN『Your Choice』がチャートイン。CDセールスは63,388枚で2位を記録したほか、ダウンロードは489D...

...PAN HOT Animation”で、TVアニメ『BEASTARS』のオープニング・テーマであるYOASOBIの「怪物」が1位に輝いた。 　ストリーミング（14週連続）と動画再生（11週連続）に加え、ルックアップで4週ぶりに1位を記録した「怪物」は、連続首位記録を“14”に更新し...

...ープニングテーマを担当 　NEWSが、TVアニメ『半妖の夜叉姫』弐の章のオープニングテーマを担当する。 　読売テレビ・日本テレビ系TVアニメ『半妖の夜叉姫』は、『犬夜叉』の登場人物である殺生丸と犬夜叉の娘達の物語。弐の章は、2021年10月2日より放送開始となる。 　オープニン...

...potifyブランド/ PremiumのTVCMソングとして起用されている。当週はそのほか、30位のSEVENTEEN「Ready to love」、81位の神風司「What's peace?」、91位の米津玄師「死神」も初登場した。 ◎【Streaming Songs】トップ10...

Ｎｅｔｆｌｉｘオリジナルシリーズ『ヴィンチェンツォ』独占配信中 　Netflixのランキング上位を維持している韓国ドラマ「ヴィンチェンツォ」。ポスト「愛の不時着」との噂も。設定が斬新で、さまざまな要素が絶妙にミックスされたドラマの魅力に迫る。 ＊　　＊　　＊ 　今年2月にNetflixで配信が開始されて以来、ハマる人が続出中の韓国ドラマ「ヴィンチェンツォ」。少々発音が難しいタイトルだが、これはソン・ジュンギ演じる、ヴィンチェンツォ・カサノという主人公の名前だ。 　ヴィンチェンツォは韓国生まれだが、幼少期からイタリアで育ち、今はイタリア・マフィアの顧問弁護士（コンシリエーレ）という立場。韓国・ソウルのクムガ・プラザという雑居ビルの地下に埋められた金塊を手に入れるため、母国・韓国に戻る。 　ビルの住人たちを立ち退かせて金塊を取り出し、すぐイタリアに戻るつもりが、悪事を働く大企業バベルグループなどと対立することに。 　ヴィンチェンツォは法で裁けない相手に対して、マフィア流のやり方で悪に立ち向かっていく、というストーリーだ。 「ヴィンチェンツォ」で主人公を演じるソン・ジュンギ。スーツ姿がとにかく美しい！　Ｎｅｔｆｌｉｘオリジナルシリーズ『ヴィンチェンツォ』独占配信中 　シリアスなハードボイルドと思いきや、サスペンス、コメディー、アクション、友情など、さまざまな要素が絶妙なバランスでちりばめられており、本作にハマる人が続出。昨年、一大ブームを巻き起こした「愛の不時着」のような盛り上がりを見せている。 　ちなみに本作も、「愛の不時着」と同じ制作会社スタジオドラゴンと韓国のケーブルテレビ局tvNが手掛けており、制作費約200億ウォン（約20億円）という超大作だ。 　歌人の俵万智さんも本作にハマった一人。人生初の韓国ドラマが「愛の不時着」で、主人公リ・ジョンヒョク役のヒョンビンに魅了されたという。 「ヒョンビンの出演作を見尽くした頃に、“ヒョンビン沼”のみなさんが『ヴィンチェンツォ』にザワついていたので見始めました。脚本、演出、主役から脇役まですべての俳優、音楽と隅から隅まで素晴らしく、クオリティーの高さに圧倒されました。悪をもって悪を制するストーリーは、正義と悪のグラデーションを考えさせられ、奥深い物語になっていると感じました」 対外安全保障情報局のアン君。ヴィンチェンツォを内偵するうちにいつしか……　Ｎｅｔｆｌｉｘオリジナルシリーズ『ヴィンチェンツォ』独占配信中 　Netflixは配信サービスなので、「面白いよ」と聞いた時にいつでも第1話から視聴できるのが利点。本作は韓国での放送終了直後にNetflixで配信された。 「最終回の直前に、“早く見たいけれど見終わりたくはないそんな気持ちで待つ最終回”と、ツイッターで一首詠んでしまったほどです。最終回のあと、もう1周しました。『愛の不時着』は5周しましたけど（笑）」（俵さん） 　初めて韓国ドラマを見たのは「冬のソナタ」より前の1999年で、韓流や華流ドラマに詳しいライターの小田香さんは、本作の魅力をこう語る。 「社会や権力に対する怒りは韓国に限らず、どこにでもあると思うのですが、このドラマは毒をもって毒を制するストーリーで見ていてスカッとできます。韓国では『代理満足』と言うのですが、半沢直樹的な勧善懲悪の要素が幅広い年齢層にマッチしたのだと思います。脚本のパク・ジェボムは、『キム課長とソ理事』『熱血司祭』という勧善懲悪ものの作品を手掛けていて、『ヴィンチェンツォ』はその集大成のような位置づけだと感じました」 　監督はキム・ヒウォンで、美しい映像、主人公の心の機微を丁寧に描いた繊細な演出が特徴の女性監督として知られる。 「韓国ドラマでは男性監督と女性脚本家という組み合わせが圧倒的で、本作は珍しく逆パターン。ソン・ジュンギも記者会見で『男性の脚本家と女性監督のコンビで制作されたこのドラマは、新たなアプローチをもたらしています』と話し、本作に惹かれるきっかけになったそうです」（小田さん） ヴィンチェンツォが“白馬の王子”として登場するところは、俵万智さんが大好きなシーンの一つ　Ｎｅｔｆｌｉｘオリジナルシリーズ『ヴィンチェンツォ』独占配信中 　俵さんをはじめとする多くの人が魅了されたのが、ヴィンチェンツォをはじめとする、個性的な登場人物たちだ。 「主役から脇役まで一人ひとりが揺るぎなさを持ちつつ変化を見せてくれるところがいいですね。好きな登場人物は対外安全保障情報局で、ヴィンチェンツォのことを調べるために潜入捜査をしたアン君です。コミカルでいて、誠実な人柄がにじみ出る演技がよかった」（俵さん） ヴィンチェンツォと共に戦う弁護士のホン・チャヨン（チョン・ヨビン）　Ｎｅｔｆｌｉｘオリジナルシリーズ『ヴィンチェンツォ』独占配信中 　本作のキャスティングで最初に決まったのは、アン役のイム・チョルスだということを、ソン・ジュンギが自身のオンラインファンミーティングで明らかにしている。イム・チョルスは「愛の不時着」で北朝鮮に不時着したヒロイン、セリの生存を信じる保険の担当者を演じており、監督がこれを見てイメージを固めたという。 　もちろん、本作最大の魅力は、主役のヴィンチェンツォを演じるソン・ジュンギに違いない。 「ソン・ジュンギは見た目の美しさも抜群ですが、ストーリーが進むにつれ、ヴィンチェンツォというキャラクターが憑依（ひょうい）してきて、俳優と役柄が化学反応を起こしている感じでしたね。せっかくヒョンビン沼でぬくぬくしていたのに、今度はソン・ジュンギの出演作を全部見る、長い旅に突入です。まだまだ、楽しみは尽きません」（俵さん） 「ソン・ジュンギはドラマ『太陽の末裔』で国民的俳優になりました。熱演タイプというよりは、登場人物たちがいい感じに仕掛けてくるのを、受けの演技で返していてうまいな、と思います」（小田さん） 　見始めると止まらなくなる人が続出。4話で衝撃的な事実が明らかになり、面白さが加速度的に高まるので、ご期待を！（ライター・吉川明子） ＞＞【関連記事／高級スーツを脱いだソン・ジュンギ35歳の素顔　大ヒット「ヴィンチェンツォ」で注目】はこちら ※週刊朝日 　2021年7月2日号