岡本浩之

皆さんの知り合いに、生の魚は苦手、食べられないという方はいらっしゃいますか？残念ながら、一定の割合で、生の魚が苦手という方がいるのも事実です。

覚えている方も多いと思いますが、2014年ごろ、熟成肉ブームがありましたよね。新鮮な肉でもしばらく置いて熟成させて食べると、イノシン酸という旨み成分が出て、とても美味しくなるということでした。

突然ですが、「鰻と聞いて連想することは？」と聞かれた時、皆さんは何と答えますか？「土用の丑の日」と答える方も多いのではないでしょうか？

5月26日は北海道で40度近い猛暑を観測したほか、全国566地点で30度以上の真夏日となるなど、梅雨入り前の日本列島を異常な暑さが襲いました。いよいよ夏本番へ向けて、暑い日も増えてきそうですね。

1958年に産声を上げた回転寿司は、平成の約30年間にめざましい進化を遂げてきました。店舗の大型化を可能にした「E型レーン」や、欲しいお寿司を確実に注文できる「タッチパネル＆注文専用レーン」をご紹介した前回に続き、今回は回転寿司のメニューの進化や「IT革命」についてです。

お寿司が手軽な値段で食べられる「回転寿司」。よほどセレブな方を除いて、ほとんどの方が一度は行かれたことがあるのではないでしょうか？

「目には青葉　山ホトトギス　初鰹」

 「平成」が終わり「令和」時代がスタートしました。新元号の出典が万葉集ということで、今世の中では万葉集が大ブームになっているようです。

日本が「漁業大国」と言われたのも今は昔。世界の漁獲量がこの30年間で約2倍に拡大した一方、日本の漁獲量は半減し、かつての世界1位（1984年）から世界8位にまで後退しています。