「言音一致の純音楽家」遠藤賢司の原点再び 遠藤賢司の訃報を知ったのは10月25日夜だった。がんを公表し、闘病と音楽活動を並行していた彼は、体調不良を理由に同19日の大阪公演を中止していた。彼のデビュー・アルバム『niyago』が再発売される予定もあったから、久々に連絡を取りたいと思っていた矢先だった。 小倉エージ 11/17 週刊朝日
意表を突かれまくりのザ・クロマニヨンズの新作 ザ・クロマニヨンズのニュー・アルバム『ラッキー&ヘブン』を聞いて「おや?」と思った。いつもならアルバムの最初から最後まで一気呵成、スピーディーでゴリ押しのロックンロール! ところが今回の演奏、サウンドは実にバラエティー豊か。異色のナンバーもあって「おやおや?」――。 小倉エージ 11/10 週刊朝日
レオン・ラッセルが夢を実現させた遺作の聴きどころ レオン・ラッセルが74歳で他界してまもなく1年。新作アルバム『ラスト・レコーディング~彼方の岸辺で』が遺作として発表された。 小倉エージ知新音故 11/3 週刊朝日
懐古的でないサイケデリック・カルチャーの申し子~GLIM SPANKY 話題のロック・ユニットGLIM SPANKY。作詞、作曲、ギター、ヴォーカルの松尾レミと、ギター、編曲、ときに作曲も手伝う亀本寛貴の男女2人組だ。万華鏡さながらにサイケデリック模様で彩られたニュー・アルバム『BIZARRE CARNIVAL』を聴いて、彼らから耳も目も離せないと思った! 小倉エージ知新音故 10/27 週刊朝日
日本のロックのルーツを体現する高田漣 あがた森魚、高田渡、はっぴいえんどなどの作品群で知られるベルウッド・レコードが創立45周年を迎え、10月8日に東京・新宿で記念コンサートがあった。はちみつぱい、細野晴臣、鈴木茂ら縁のあるアーティストやグループが出演。第2部には、高田漣(れん)、GLIM SPANKY、the dresscodesの志磨遼平、曽我部恵一といったベルウッド作品を取り上げてきたフォロワーが登場し、名曲に新鮮な息吹をもたらした。 小倉エージ知新音故 10/20 週刊朝日
「あらゆるドラッグに浸ってた」ストーンズ・メンバーが告白 ザ・ローリング・ストーンズが名盤『スティッキー・フィンガーズ』の全曲をライヴで再現!なんて話を聞けば、いてもたってもいられない。 小倉エージ知新音故 10/13 週刊朝日
松本隆+つんく♂+横山剣+……クミコのゴージャスな恋譜 作詞家でありプロデューサーでもある松本隆が久々に全作詞・制作を手がけたクミコの新譜『デラシネ deracine』が注目を集めている。 小倉エージ知新音故 10/6 週刊朝日
歴史的名盤『つづれおり』の見方、聴き方 この夏、東京・日比谷の帝国劇場でキャロル・キングの半生を描いたミュージカル『ビューティフル』の日本版が上演された。主人公のキャロル役は水樹奈々と平原綾香のダブル・キャストで、私は水樹奈々の方を見た。水樹奈々には、前傾姿勢を崩さない、がむしゃらでひたむきな印象がある。そんな彼女の演技は、作曲家デビューのために自身を売り込んで宿願を果たすキャロルの姿にうまく重なっていた。 小倉エージ知新音故 9/29 週刊朝日
7度結婚した男の涙と絶句 オールマン・ブラザーズ・バンドのヴォーカリスト兼キーボーディストだったグレッグ・オールマン。肝臓がんの合併症で5月27日に亡くなった。69歳だった。サザン・ロックを世に紹介してきた彼の遺作『サザン・ブラッド』がこのほど発表された。 小倉エージ知新音故 9/15 週刊朝日
和田靜香『時給はいつも最低賃金、これって私のせいですか?国会議員にきいてみた。』小川淳也と文庫化記念鼎談!(2回目) 変化し続けている世界、そして日本。戦争を起こさせないために私たちができることは? 時給はいつも最低賃金、これって私のせいですか和田靜香小川淳也大島新朝日新聞の本 7時間前