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渡辺賢治

渡辺賢治

修琴堂大塚医院院長/横浜薬科大学学長補佐

プロフィール

修琴堂大塚医院院長/横浜薬科大学学長補佐
慶應義塾大学医学部卒業。同大学医学部内科学教室に入局。米国スタンフォード大学遺伝学教室で免疫学を学び、帰国後、漢方を大塚恭男に学ぶ。慶應義塾大学医学部漢方医学センター長、慶應義塾大学教授を歴任。2019年より漢方専門『修琴堂大塚医院』院長に就任。横浜薬科大学学長補佐・特別招聘教授を兼務。WHO医学科学諮問委員、神奈川県顧問を務める。著書に『漢方医学 「同病異治」の哲学』、『病院にも薬にも頼らないカラダをつくる「未病」図鑑』『漢方で感染症からカラダを守る!』など。

渡辺賢治の記事一覧

【医師解説】締め切りに追われ適応障害の55歳女性 抗うつ薬に加えて効果があった漢方薬とは?
【医師解説】締め切りに追われ適応障害の55歳女性 抗うつ薬に加えて効果があった漢方薬とは? 漢方というと慢性的なからだの不調に効くというイメージが強いですが、メンタル不調にもよく効くといいます。30年超にわたり漢方診療をおこなう元慶應義塾大学教授・修琴堂大塚医院院長の渡辺賢治医師は、「自律神経が乱れている人には腹部動悸という症状が特徴的に見られる」と話します。  メンタル不調に対して漢方という選択肢もあるということを、より多くの人に知ってもらいたいと、渡辺医師は著書『メンタル漢方 体にやさしい心の治し方』(朝日新聞出版)を発刊しました。同書から、適応障害と診断された実際の患者の症例を抜粋してお届けします。
メンタル不調患者に漢方医「心も体も相互に影響。すべて診る」 “心身一如”の考え方とは?
メンタル不調患者に漢方医「心も体も相互に影響。すべて診る」 “心身一如”の考え方とは? こころとからだの関係は一方通行ではなく、相互に影響し合って、負のスパイラルを起こすこともあります。30年超にわたり漢方診療をおこなう元慶應義塾大学教授・修琴堂大塚医院院長の渡辺賢治医師は、「どちらか一方の表面的な症状だけを診て治療をしても、うまくいきません」と話します。  メンタル不調に対して漢方という選択肢もあるということを、より多くの人に知ってもらいたいと、渡辺医師は著書『メンタル漢方 体にやさしい心の治し方』(朝日新聞出版)を発刊しました。同書から抜粋してお届けします。
イライラ、プチうつ…メンタルの病気と健康の境目「未病」に漢方 医師「未然に防ぐを重視」
イライラ、プチうつ…メンタルの病気と健康の境目「未病」に漢方 医師「未然に防ぐを重視」 西洋医学で病名がつかないようなこころの不調に対し、漢方では病名ではなく根本原因を探ることで治療していきます。30年超にわたり漢方診療をおこなう元慶應義塾大学教授・修琴堂大塚医院院長の渡辺賢治医師は、「病気と健康の境目にあるような状態『未病』こそ、漢方が得意とするところ」と話します。  メンタル不調に対して漢方という選択肢もあるということを、より多くの人に知ってもらいたいと、渡辺医師は著書『メンタル漢方 体にやさしい心の治し方』(朝日新聞出版)を発刊しました。同書から抜粋してお届けします。
「うつ病」は西洋薬と漢方薬を併用する場合も 漢方医は根本原因を探って徐々に薬を減量
「うつ病」は西洋薬と漢方薬を併用する場合も 漢方医は根本原因を探って徐々に薬を減量 西洋医学で病名がつかないようなこころの不調に対し、漢方では病名ではなく根本原因を探ることで治療していきます。しかし、西洋医学的アプローチと漢方的アプローチは二律背反ではなく、場合によっては併用する場合もあります。30年超にわたり漢方診療をおこなう元慶應義塾大学教授・修琴堂大塚医院院長の渡辺賢治医師は、「時系列を遡りながら、何が根本原因なのかを探ることで、治療方針を決定します」と話します。
1800年以上前からメンタル不調に漢方が使われていた 漢方医学書に記載の「奔豚気病」とは?
1800年以上前からメンタル不調に漢方が使われていた 漢方医学書に記載の「奔豚気病」とは? メンタル不調の治療というと多くの人は、精神科や心療内科を考えるでしょう。そのほかに漢方という選択肢もあり、30年超にわたり漢方診療をおこなう元慶應義塾大学教授・修琴堂大塚医院院長の渡辺賢治医師は、「中国の漢方医学書には1800年以上前からメンタル不調に漢方が使われていたと記載があります」と話します。
病名がつかない心の不調に漢方 『メンタル漢方』著者の医師「早口で話し出す初診患者が多い」
病名がつかない心の不調に漢方 『メンタル漢方』著者の医師「早口で話し出す初診患者が多い」 イライラする、やる気が出ない、月曜日がつらいなど、西洋医学で病名がつかないようなこころの不調でも漢方では治療の対象になります。30年超にわたり漢方診療をおこなう元慶應義塾大学教授・修琴堂大塚医院院長の渡辺賢治医師は、「漢方では患者さんの話をよく聞くことを大切にする」と話します。
メンタル不調「長年飲んでいる西洋薬をやめたい」と患者 近年は精神科でも漢方薬処方が増加
メンタル不調「長年飲んでいる西洋薬をやめたい」と患者 近年は精神科でも漢方薬処方が増加 近年は精神科や心療内科でも漢方薬を処方する医師が増えているようです。また、精神科や心療内科で治療を受けていた患者さんが、漢方専門のクリニックを受診するケースもあります。30年超にわたり漢方診療をおこなう元慶應義塾大学教授・修琴堂大塚医院院長の渡辺賢治医師のもとに来院する患者さんの多くは、「長年飲んでいる西洋薬をやめたい。根本的に治したい」と訴えるそうです。
なぜストレスを抱えてしまうのか?「ボーっとすることも難しい現代は、漢方的な理想と真逆」と漢方医
なぜストレスを抱えてしまうのか?「ボーっとすることも難しい現代は、漢方的な理想と真逆」と漢方医 ストレス社会と言われる現代、多くの人がこころの不調を抱えています。30年超にわたり漢方診療をおこなう元慶應義塾大学教授・修琴堂大塚医院院長の渡辺賢治医師は、最近メンタル不調の患者さんを診る機会が増えているといいます。なぜ人々は、こんなにもストレスを抱えるようになったのか、渡辺医師が考察します。
「“月曜日がつらい”も立派な不調」と元慶應大教授 過度なストレスがかかると心の不調に
「“月曜日がつらい”も立派な不調」と元慶應大教授 過度なストレスがかかると心の不調に ストレス社会と言われる現代、多くの人がこころの不調を抱えています。30年超にわたり漢方診療をおこなう元慶應義塾大学教授・修琴堂大塚医院院長の渡辺賢治医師は、最近メンタル不調の患者さんを診る機会が増えているといい、「『月曜日に会社に行くのがつらい』というのも立派な不調」と話します。
なぜメンタル不調が漢方で治るのか? 3つのメリットを『メンタル漢方』著者の医師が解説
なぜメンタル不調が漢方で治るのか? 3つのメリットを『メンタル漢方』著者の医師が解説 人間生きていればからだの不調とともにメンタル不調を経験するものです。そんなとき、漢方も役に立つ、ということはあまり知られていません。30年超にわたり漢方診療をおこなう元慶應義塾大学教授・修琴堂大塚医院院長の渡辺賢治医師は「実際には多くの患者さんが訪れ、漢方治療を受けています」と話します。漢方医学では、今目の前に表れている症状には必ず原因があると考え、推理小説のように、遡って原因を読み解いて、どこにアプローチするかを決定するといいます。
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