白鵬、稀勢の里は高齢化でボロボロ…御嶽海ら学生相撲出身者が拓く「新時代」
7月23日、酷暑の中で幕を閉じた大相撲名古屋場所。序盤戦はファンにとって、不安ばかりが募る展開だった。稀勢の里が、新横綱の1年半前に負った左上腕付近のケガが尾を引いて全休。横綱としては史上最多となる8場所連続休場なった。さらに、3連勝スタートを切って好調と見られた白鵬が、支度部屋で準備運動中に右ヒザを痛め、4日目から突然の休場。3連覇を目指していた鶴竜も、3連勝後2連敗と不振に陥り、6日目に右ヒジの古傷の悪化のため途中休場。3横綱全員休場という19年ぶりの事態に陥ってしまった。初日から5連勝と快調なスタートを切っていた新大関の栃ノ心に期待がかかったが、こちらも、6日目の玉鷲戦で右足親指を痛めて7日目から途中休場。土俵の主役が次々と土俵から消えてしまったのだ。
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