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西尾典文

西尾典文

スポーツライター

プロフィール

西尾典文/1979年生まれ。愛知県出身。筑波大学大学院で野球の動作解析について研究し、在学中から専門誌に寄稿を開始。修了後も主に高校野球、大学野球、社会人野球を中心に年間400試合以上を現場で取材し、AERA dot.、デイリー新潮、FRIDAYデジタル、スポーツナビ、BASEBALL KING、THE DIGEST、REAL SPORTSなどに記事を寄稿中。2017年からはスカイAのドラフト中継でも解説を務めている。ドラフト情報を発信する「プロアマ野球研究所(PABBlab)」でも毎日記事を配信中。

西尾典文の記事一覧

変わりゆく「正捕手」の定義 守備力高い選手は貴重? 他球団で“生きる道”ありそうなのは
変わりゆく「正捕手」の定義 守備力高い選手は貴重? 他球団で“生きる道”ありそうなのは 優勝チームに名捕手あり。これは自身も球史に残る名捕手だった故・野村克也氏の言葉である。しかし3月に行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でも甲斐拓也(ソフトバンク)と中村悠平(ヤクルト)の併用となったように、現役でナンバーワンの捕手は誰かが分からないような状況と言える。ではここまでのペナントレースで各球団の捕手事情はどうなっているのだろうか(※成績は5月18日終了時点)。
活躍目立つ選手いる中で「苦しむ現役ドラフト組」 移籍が“逆効果”になる予感の投手も
活躍目立つ選手いる中で「苦しむ現役ドラフト組」 移籍が“逆効果”になる予感の投手も 昨年オフに史上初めて行われた現役ドラフト。出場機会に恵まれない選手の飼い殺しを防ぐという趣旨だったが、投手では大竹耕太郎(ソフトバンク→阪神)が先発の柱となり、野手では細川成也(DeNA→中日)がクリーンアップを任されるなど、早くもチームに欠かせない存在となっている選手が出てきている。しかしその一方で、今のところこの機会を生かすことができていない選手がいることも確かだ。(文中の成績はすべて5月14日終了時点)
“一芸”なら球界でも屈指に? 侍J入りの「潜在能力」秘める育成選手は誰だ!
“一芸”なら球界でも屈指に? 侍J入りの「潜在能力」秘める育成選手は誰だ! 侍ジャパンの3大会ぶり3度目の優勝に沸いたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)。そのメンバーはドラフト1位でプロ入りした選手が多かった一方で、宇田川優希(オリックス)、甲斐拓也、牧原大成、周東佑京(いずれもソフトバンク)と育成ドラフト出身者が4人も名を連ねていたところに、日本の野球界の裾野の広さを感じたファンも多かったのではないだろうか。
近年「二軍の帝王」から抜け出せない選手は? 今季こそ“一軍の戦力”となれるか
近年「二軍の帝王」から抜け出せない選手は? 今季こそ“一軍の戦力”となれるか プロ野球も開幕から約30試合を消化し、上位と下位の差も徐々に開きつつある。ただ、まだシーズンは残り100試合以上あるだけにここから大きく順位が変わる可能性もある。そこで気になるのが二軍からの戦力の底上げだが、近年二軍では成績を残していながらも、なかなか殻を破れないでいる“二軍の帝王”と言える存在はどんな選手がいるのだろうか。
巨人入りのオコエも“開花気配” 楽天の育成力に問題? ドラフト上位の苦戦目立つ
巨人入りのオコエも“開花気配” 楽天の育成力に問題? ドラフト上位の苦戦目立つ 昨年初めて行われた現役ドラフト。野手では早くもキャリアハイの安打数を更新した細川成也(DeNA→中日)と並んで大きな戦力となっているのがオコエ瑠偉(楽天→巨人)だ。ここ数試合はスタメンから外れているものの、4月は外野の一角に定着して20試合に出場して21安打、2本塁打、6打点、打率.269という成績を残し、守備でもチームに大きく貢献しているのだ。楽天時代の最高成績は2017年の39安打であり、このペースであれば早々にこれを上回る可能性も高いだろう。近年はグラウンド以外での話題が多かったが、移籍によって改めて能力の高さを証明したと言える。
父に続いてプロになれるか? こんなにもいた! ドラフト賑わせそうな「二世選手」
父に続いてプロになれるか? こんなにもいた! ドラフト賑わせそうな「二世選手」 春先の時点で豊作と言われている2023年のドラフト候補たち。中でも社会人で目玉と見られているのがENEOSの度会隆輝だ。父はヤクルトでプレーした度会博文氏ということもあって中学時代から評判の選手で、横浜高校でも早くからレギュラーとして活躍。ただ高校時代は故障やコロナ禍で3年時に公式戦がなかったこともあって大きく評価を上げることができず、プロからの指名は見送られている。
巨人、中日、楽天、日本ハム 下位に沈むチームの「起爆剤」になり得る選手は誰だ
巨人、中日、楽天、日本ハム 下位に沈むチームの「起爆剤」になり得る選手は誰だ 開幕から間もなく1カ月が経過するプロ野球。残り試合数はまだ100試合以上残されているが、セ・リーグでは巨人と中日、パ・リーグでは楽天と日本ハムがスタートダッシュに失敗し、苦しい戦いが続いている。この4球団が浮上するための起爆剤となり得る選手としてはどんな名前が挙がるのか。二軍でのプレーぶりなどから探ってみたいと思う。(文中の成績はすべて4月27日終了時点)
高校野球「今年の夏」はどうなる? センバツ不出場校で“飛躍”予感させるチームも
高校野球「今年の夏」はどうなる? センバツ不出場校で“飛躍”予感させるチームも 山梨学院(山梨)の初優勝で幕を閉じた今年のセンバツ高校野球。大会前の評判は決して高かったわけではなく、フル回転したエースの林謙吾(3年)など、改めて高校野球は秋から春での成長が重要だと感じさせられた大会だった。そして当然この期間に力をつけているチームは他にもあるはずで、またこの春から夏にかけても急成長するケースも当然あるだろう。そんな夏に向けて今年の高校野球界の勢力図を探ってみたいと思う。
高校球児の可能性は「無限大」 春から夏に大化け、他選手“ごぼう抜き”でドラ1掴んだ選手たち
高校球児の可能性は「無限大」 春から夏に大化け、他選手“ごぼう抜き”でドラ1掴んだ選手たち 投手、野手ともに豊作と言われている今年のドラフト候補。大学生の多くは春のリーグ戦がスタートしており、改めてレベルの高さを示している。一方で高校生はセンバツ高校野球で升田早人(光・投手)などがアピールしたが、全体的には昨年の秋から大きく変わったという選手は少なかった印象だ。しかし、高校生の場合は春から夏にかけて急成長するケースは少なくない。

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