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西尾典文

西尾典文

スポーツライター

プロフィール

西尾典文/1979年生まれ。愛知県出身。筑波大学大学院で野球の動作解析について研究し、在学中から専門誌に寄稿を開始。修了後も主に高校野球、大学野球、社会人野球を中心に年間400試合以上を現場で取材し、AERA dot.、デイリー新潮、FRIDAYデジタル、スポーツナビ、BASEBALL KING、THE DIGEST、REAL SPORTSなどに記事を寄稿中。2017年からはスカイAのドラフト中継でも解説を務めている。ドラフト情報を発信する「プロアマ野球研究所(PABBlab)」でも毎日記事を配信中。

西尾典文の記事一覧

過去3年のトレード成功&失敗は? 投手補強の“巧者ぶり”目立つ球団、思わぬ移籍から活躍も
過去3年のトレード成功&失敗は? 投手補強の“巧者ぶり”目立つ球団、思わぬ移籍から活躍も プロ野球のトレード期間終了まであと1カ月半。後半戦に向けての駆け込み補強に向けて、水面下で交渉に動いている球団も少なくないはずだ。そこで今回は2020年以降に成立したトレードで成功だったもの、失敗だったものを振り勝ってみたい。また昨年オフに行われた現役ドラフトで移籍したケースは対象外とした。
阪神「投手王国化」の予感 ドラフト下位選手も活躍、好投手が続々登場する理由は
阪神「投手王国化」の予感 ドラフト下位選手も活躍、好投手が続々登場する理由は 2005年以来のリーグ優勝に向けて順調にセ・リーグ首位を走る阪神。中でもその原動力となっているのが強力な投手陣だ。チーム防御率2.77は12球団トップ(以下、文中の成績は全て6月8日終了時点)。しかも昨年まで2年連続で最多勝に輝いていた青柳晃洋は不振で二軍調整となっており、もう1人の柱である西勇輝も防御率4点台に沈んでいることを考えると、いかに層が厚いかがよく分かるだろう。
160キロ右腕も“苦境”に 今年がキャリアの正念場「ドラフト上位入団」の選手たち
160キロ右腕も“苦境”に 今年がキャリアの正念場「ドラフト上位入団」の選手たち 今年も多くの若手、ルーキーがブレイクしているプロ野球。しかし入団時にいくら高い期待を受けていても、数年間結果が出ないと立場が苦しくなるのもこの世界の常である。そんなドラフト上位でプロ入りしながら、今年が正念場と言える選手をピックアップしてみたいと思う。
今オフもFA選手の“争奪戦”勃発か 目玉になり得る選手多数、軒並みここまで好調維持
今オフもFA選手の“争奪戦”勃発か 目玉になり得る選手多数、軒並みここまで好調維持 昨年は国内フリーエージェント(FA)で森友哉(西武→オリックス)、伏見寅威(オリックス→日本ハム)、嶺井博希(DeNA→ソフトバンク)、近藤健介(日本ハム→ソフトバンク)、海外FAで千賀滉大(ソフトバンク→メッツ)が移籍し、例年以上に活発だったFA市場。メジャーへ移籍した千賀はもちろんだが、森と近藤の2人も複数年の大型契約となっており、改めてFAが選手のキャリアについて大きな影響を与えることを感じたファンも多かったはずだ。
今後「緊急補強」に動く球団あるか 「トレードの狙い目」になりそうな選手を探った
今後「緊急補強」に動く球団あるか 「トレードの狙い目」になりそうな選手を探った 開幕から2カ月が経過したプロ野球のペナントレース。上位と下位の差が徐々に開きつつあるが、3位以内に入ればクライマックスシリーズ進出となるため、近年を振り返ってみても6月以降にトレードに動いた球団は少なくない。今回はそんなトレードでの緊急補強の候補になりそうな選手について探ってみたいと思う(成績は5月31日終了時点)。
平良、森らは続けるか?  近年「先発&リリーフ」両方で成功収めた投手といえば
平良、森らは続けるか? 近年「先発&リリーフ」両方で成功収めた投手といえば 投手の分業制が進み、優勝争いに絡むチームは強力なリリーフ投手を揃えていることが多いが、毎日のように登板することもあって、長年にわたって活躍できる投手は一握りである。そういった事情もあってか、リリーフで結果を残した投手が先発に転向するケースも多く、今年は平良海馬(西武)、藤井皓哉、森唯斗(ともにソフトバンク)が本格的に先発となりまずまずの成績を残している。一方で松井裕樹(楽天)のように過去に先発転向に挑戦しながらも、結果を残せなかった例も少なくない。そこで今回は近年、先発とリリーフの両方で結果を残した名投手を振り返ってみたいと思う。
中日の野球には今も“ビジョン”なし? 浮上の兆し見えず、“問題”はどこにあるのか
中日の野球には今も“ビジョン”なし? 浮上の兆し見えず、“問題”はどこにあるのか 開幕から約2カ月が経過し、明日からはセ・パ交流戦に突入する今年のプロ野球。セ・リーグで昨年に続いて苦しい戦いが続いているのが中日だ。得点(123)、本塁打数(18)はリーグ最下位で、課題と言われ続けている長打力不足は全く改善の兆しが見られないのが現状である。
注目の大型遊撃手も! 来年以降「ドラフトの主役」に この春“格の違い”見せた高校の下級生
注目の大型遊撃手も! 来年以降「ドラフトの主役」に この春“格の違い”見せた高校の下級生 今年は投手なら前田悠伍(大阪桐蔭)、木村優人(霞ヶ浦)、坂井陽翔(滝川二)、野手なら佐々木麟太郎(花巻東・一塁手)、真鍋慧(広陵・一塁手)などが注目を集めている高校生のドラフト候補だが、センバツ高校野球とその後に行われている春季大会では下級生でも目立つ存在が徐々に出始めている。そんな2024年、2025年のドラフト戦線を賑わせることになりそうな下級生の有力候補にはどんな選手がいるのだろうか。
守護神の座を失いそうな投手も 各チームの「クローザー事情」開幕2カ月の“明暗”
守護神の座を失いそうな投手も 各チームの「クローザー事情」開幕2カ月の“明暗” 投手の完投数が減り、継投で戦う試合が大半となっているプロ野球。それだけにリリーフ陣の整備がペナントレースを制するために重要となるが、勝敗に直結する役割となるのはやはり抑え投手だ。開幕前に想定していたクローザーが安定感を欠いているケースや、故障などで離脱している球団も少なくない。開幕から約2カ月が経過した時点での12球団の抑え投手事情をまとめてみたいと思う。

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