陰性もエボラ上陸の可能性を示す結果に 日本の感染対策は完璧か!?
週刊朝日厚労省によると、東京空港検疫所支所からエボラ出血熱が疑われる患者の報告があったのは10月27日午後4時ごろ。男性には西アフリカの滞在歴があり、羽田空港に到着時に発熱していたため、指定医療機関の国立国際医療研究センター(東京都新宿区)に搬送。採取した血液は、検査のため国立感染症研究所・村山庁舎(東京...
厚労省によると、東京空港検疫所支所からエボラ出血熱が疑われる患者の報告があったのは10月27日午後4時ごろ。男性には西アフリカの滞在歴があり、羽田空港に到着時に発熱していたため、指定医療機関の国立国際医療研究センター(東京都新宿区)に搬送。採取した血液は、検査のため国立感染症研究所・村山庁舎(東京...
<羽田空港で微熱があるリベリアからの帰国男性エボラ出血熱感染かどうか検査へ>。10月27日午後7時半過ぎ、テレビでニュース速報が流れた。塩崎恭久厚生労働相は、エボラ出血熱への感染が疑われる40代男性の入国を公表したが、今回の件で日本にもウイルスが上陸する可能性が示された。 しかし、エボラウイルスは感...
連日伝えられるエボラ出血熱のニュース。現場の状況を、西アフリカ・シエラレオネで治療に従事した日本人看護師、大滝潤子さん(38)に話を聞いた。* * *──防護服で働くのは大変そうです。 施設は2区画に分かれています。ユニホームで打ち合わせなどをする「ローリスクエリア」と、患者さんがいる「ハイリスク...
エボラ出血熱の治療に従事した日本人看護師、大滝潤子さん(38)が帰国した。彼女の語る西アフリカ・シエラレオネの治療現場は、あまりにも壮絶だ。* * *──シエラレオネの東部カイラフンに、国境なき医師団(MSF)は「エボラ出血熱対策プログラム」の治療施設を建設しました。テントがずらっと並んだ写真を見...
エボラ出血熱の脅威から世界を救うかもしれないと、ニッポンの薬が注目を集めている。実はこの薬、医薬品としてのデビューは、はなはだ不本意なものだった。 富士フイルムは2014年10月20日、インフルエンザ治療薬「アビガン(商品名)」を追加生産すると発表した。海外のエボラ出血熱患者への投与が目的で、同社...
デング熱やエボラ出血熱。次々に現れる新たなウイルスにどう向き合えばいいのか。神戸大学の岩田健太郎教授(感染症治療学)に聞いた。* * * 日本の感染症対策の課題として強調しておきたいことは、現実的な目標がはっきりしていないことだ。 デング熱対策として、公園で殺虫剤がまかれたが、何のためにやって...
エボラ出血熱が米国で感染を拡大させている。感染症対策最先端の米国は、封じ込めに成功するのか。 米テキサス州の病院で、エボラ出血熱患者の治療にあたっていた女性看護師が、エボラウイルスに感染した。感染した看護師は10月17日時点では2人。 これまでアメリカで報告されたエボラ患者は、すべて流行地のアフリ...
現在、西アフリカを中心に猛威をふるっているエボラ出血熱。先日、ついにアメリカ国内でも、エボラ出血熱の感染者が確認されました。アフリカ以外で エボラウイルスに感染していると診断されたのはこれが初めてのこと。 エボラ出血熱は、病気を発症した後に、患者の血液や体液を介して他者へ感染する病気。致死率は最大...
映画「アウトブレイク」を彷彿させる事態が起こっている。エボラ出血熱の感染が西アフリカで拡大。死者はギニア、リベリアなど4カ国で1069人となった(8月11日現在)。最大で致死率9割ともいわれる脅威のウイルスは、果たして日本に入ってくる危険性はあるのか──。 日本国内にはウイルスを取り扱える設備を持...