植物状態の母と娘にしか紡げない「親子の形」と「生きる意味」とは?【祝・三島由紀夫賞ノミネート/町田そのこさん書評】

書籍

2023/04/20 16:00

 2021年にデビューした朝比奈秋さんの二作目となる『植物少女』が、第36回三島由紀夫賞にノミネートされました。本作は、2022年秋季号の「小説トリッパー」掲載時より、各紙誌で話題となりました。その際に、SNSで作品を高く評価してくださった、作家の町田そのこさんに「一冊の本」2023年2月号にご寄稿いいただいた書評を、特別に掲載します。「生きるとは何か」ということを改めて見つめ直す作品です。

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