「本人が引き受けるかは別として、プロ野球界で本田圭佑級のインパクトを与えられるのはイチロー氏でしょう。現役時代からインタビューなどでの独特の言い回しに対して“アンチ”になる人もいますが、それは本田も同じではありますね。嫌われることをいとわず、自分の意見を言うというのが何より大事になるかと思います。現役時代の実績的にも日本代表クラスの選手に“モノ言える”数少ない人物です。また、自身もWBCに出場した際には感情を表に出し、第2回大会で連覇を達成した後のインタビューで『ほぼイキかけました』と語るなど、フランクな表現で気持ちを表現したりと庶民的な一面もあります。引き受けたらの話ですが、間違いなくSNSでバズるような名言を残してはくれそうですね」(スポーツメディア関係者)

 今後、野球界に本田のような解説者は生まれるのだろうか。スポーツ人気は現場で戦う選手や監督だけではなく、それを取り巻く環境も非常に大事で国際大会であればなおさらだ。次のWBCは2026年に予定されているが、その時には解説でも大会を大きく盛り上げてくれる人物が現れることを期待したい。