「望まない妊娠は女性一人ではできず、必ず相手の男性がいるのに、赤ちゃんの死体遺棄で責任が問われるのは母親です。こうしたことが起こらないようにするには、義務教育において、子どもを産むとはどういうことか、性教育を含めてしっかり学ぶことが必要だと思います」(小暮理事長)

 救える命を救うためにはどうしたらいいのか。東京初の「赤ちゃんポスト」開設を前に、改めて社会全体で考えたい。

(AERA dot.編集部 岩下明日香)