中山美穂
中山美穂

 9月5日、歌手で女優の中山美穂(52)が自身のインスタグラムを更新し、赤のドレス姿の写真を公開した。その華やかさに、フォロワーからは「真っ赤なドレス、すっごく似合ってる」「ミポリン、お美しい」など、称賛の声が寄せられた。

【写真】三度の不倫報道でも芸能界から“干されなかった”人気女優はこの人

 中山といえば、80年代にアイドルとしてデビューし、90年代には全盛期だったフジテレビ系の月9ドラマで何度も主演を務めるなど、女優としても一世を風靡した。2002年にはミュージシャンで小説家の辻仁成と結婚し、芸能活動を一時休止してパリに移住。その後、14年に辻とは離婚することになるが、同時期に不倫疑惑を報じられ、さらに親権を夫に譲ったこともあり、好感度が急落。特に母親世代からはSNSなどで厳しい声が寄せられた。その一方で、離婚後も女優としてコンスタントにドラマや映画に出演しており、仕事は途切れていない。

「離婚時のイメージが尾を引き、今も好感度が高いとは言えない中山ですが、7月期のドラマ『魔法のリノベ』に初回ゲストとして寺脇康文と夫婦役で出演した際も、視聴者からは『年を取ってもキレイ』との声が目立っていました。やはり、女優として華やかな存在感があるのは確かです。また、5月に公開されたサイコサスペンス映画『死刑にいたる病』では、主人公の母親で、常に夫の顔色をうかがう何も決められない妻役を怪演していました。オーラを全く消して、生活に疲れた感じを醸し出しつつ、ストーリーに深く関わっていく母親役をうまく演じ切っており、業界内でも好評でした」(テレビ情報誌の編集者)

 アイドル、女優として一時代を築いただけあって、芸能界では変わらず重宝されているようだ。あまりプライベートを明かさない中山だが、最近では精神的な強さがうかがえるエピソードを披露している。

「毎日キレイ」(20年1月23日配信)では、「昔のほうが、物事を一つ一つ真面目に考えていました。でも、今はすごくいい具合に自由というか、怖いものがないというか、じたばたしなくなりました。そもそも面倒くさいと思うことが、もうなくなってきている」と断言。周囲の反応を気にして、くよくよするだけ時間のムダだと思っているのかもしれない。

著者プロフィールを見る
丸山ひろし

丸山ひろし

埼玉県生まれ。大学卒業後、出版社に勤務し雑誌編集業務に従事。その後ライターに転身し、現在はウェブニュースや、エンタメ関連の記事を中心に執筆している。

丸山ひろしの記事一覧はこちら
次のページ
メンタルだけでなくフィジカルも強い