りゅう 僕たちにすごい憧れてくれたファンの方もたくさんいたので、それを考えるとちゃんと言いたいという気持ちがありました。
結果としては公表して良かったと。心が軽くなった部分はあります。
――ファンからのリアクションで、励まされた声はどんなものだったか
りゅう ファンの方が「最初理解ができなくて、何度も何度も二人のインスタを読み返したけど、逆に、性を超えて好きになったということだったんだ」と言ってくれて、僕たちの考えを表現してくれていると思いました。
――ペコさんへの今の気持ちは?
りゅう 家族として、人として、好きです。尊敬しています。
ぺこ お互いそういう気持ちです。
――4歳の息子には伝えましたか?
ぺこ 発表の前日に伝えました。4歳とはいえ、けっこういろんなことをわかっているので。
ウソ偽りなく、わかりやすく伝えました。お家に『いろいろ いろんな かぞくの ほん』という絵本があって、それがママとママがいるお家とか、パパだけのお家とか、おじいちゃんとおばあちゃんが親代わりのお家とか色んな家族が載っているんですが、それを見ながら説明しました。
りゅう 「男の子が男の子を好きになることがあるよね」という話もしました。
ぺこ 今回のりゅうちぇるとの話がある前から、もともと息子に男の子でも男の子のことを好きな人もいるんだよ、とか、女の子だけど心は男の子がいるんだよ、という話は息子にしていました。
「男の子だけど男の子を好きな人がいることについてどう思う?」と聞いたら、「ぼくはハッピーだよ」って言ってくれて。100%わかっていないにしろ、4歳なので「ちょっと変だよ」とか言われてもおかしくないと思っていたけど、そう言ってくれたことはすごく嬉しかった。
そこで「ダダ(パパ)はそういう人なんだよ」という話をして、「だけど、何より私たちが伝えたいのは、あたなは紛れもなく愛し合ってできた子なんだよ」ということも伝えました。