週刊誌報道で複数の女性との不倫が報じられたアンジャッシュの渡部建が、千葉テレビの冠番組「白黒アンジャッシュ」で1年7カ月ぶりに芸能活動を再開することを5日、所属事務所の公式サイトで発表した。

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 渡部は「皆さまへ、私の浅はかな行動により、多くの皆様に大変なご迷惑をおかけしました事、改めてお詫び申し上げます。関係者の皆様、応援してくださっていた皆様、一昨年の報道を見て不快に思われた皆様、誠に申し訳ございませんでした。この一年半の間、猛省する日々を過ごしながら自分自身を見つめなおして参りました。その中で、いま一度活動をさせて頂ける機会があれば、ゼロからまた頑張りたいという思いに至りました。今後、いただけるお仕事があれば、ひとつひとつ丁寧に全力で務めて参りたいと思います。最後に、活動自粛中にこんな自分を支えてくださった方々、手を差し伸べてくださった方々に心から感謝申し上げます。今後とも何卒よろしくお願いいたします」とコメントした。

 複数の女性との不倫や多目的トイレでの性行為などが週刊誌で報じられたのが20年6月。所属事務所を通じて芸能活動の自粛を発表した。TBS系の情報番組「王様のブランチ」、フジテレビ系の音楽番組「Love music」の司会などラジオ、テレビ計9本のレギュラー番組をすべて降板し、CM3社も差し替える事態に。同年12月には大みそかに放送される日本テレビ「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」の「絶対に笑ってはいけない」シリーズで電撃出演することが報じられたが実現せず。表舞台から姿を消していたが、昨年には東京・豊洲市場のマグロなどを扱う仲卸業者で仕事を手伝っている姿が目撃されていた。

 渡部の活動復帰について拒絶反応が多いのは、騒動後の対応も影響している。不倫騒動が報じられると、妻の佐々木希、相方の児嶋一哉は関係各所にお詫び行脚を行ったが、渡部本人は謝罪会見を開いていないため、5カ月以上「雲隠れ」の状況が続いていた。

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今も響く「雲隠れ」の影響