あばれる君
あばれる君

 TBS系バラエティー番組「アイ・アム・冒険少年」に過剰な演出があったと、「文春オンライン」が1月9日に報じた内容が波紋を呼んでいる。

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 同番組は20年にゴールデンタイムに進出。無人島で漂流物など島にあるものを使い、自力でイカダを作り、島から脱出するタイムを競う「脱出島」は人気企画で、今までに多くの人気タレントが挑戦してきた。今回「過剰演出」として取り上げられたのが3日放送の正月特番「脱出島・お正月大会」だった。

 あばれる君、ハリセンボンの近藤春菜と箕輪はるか、Sexy Zoneの菊池風磨の3組が挑戦したのだが、文春オンラインがロケの様子を取材。あばれる君が乗るイカダをスタッフが一緒につくる様子や、スタッフが乗る船でイカダをけん引している様子が報じられた。

「自然の中で奮闘するタレントの姿が子供たちを中心に視聴者から人気ですが、以前から『漂流していた5寸くぎが全くさびていなくて違和感』、『竹があんなに大量に無人島にあるのはおかしい』などの指摘はネット上で見られました。もし文春の記事が事実なら一言でも『安全面を配慮してスタッフが手伝いました』というテロップを入れた方が良かったかもしれません。リアリティーを求めるのは分かりますが、過剰演出はエスカレートすると感覚がまひしてしまう。視聴者にヤラセと疑われるようなことは、誤解されないようにきっちり伝える姿勢は必要だと思います」(スポーツ紙デスク)

 ネット上では「過剰演出疑惑」に対して、「TBSは数年前もクレイジージャーニーの時も問題を隠蔽して、結局番組打ち切りになったのだから、素直に謝罪と隠蔽体質は直さないとまた同じ轍を踏むよ(原文ママ)」、「竹や、ペットボトル、発泡スチロールなど本当にこんなのが落ちてるのかな?と毎回思っています。でも子供はとても楽しみにしている番組ですし親である私もやらせが入ってると思って見ているので家族で楽しんで見ています。子供から楽しみを奪わないでほしいです。でもダメなことはダメだと思うので子供が楽しみにしていることを考えて番組を作って欲しいです(原文ママ)」などのコメントが。

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