写真はイメージ(c)GettyImages
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 ジャニーズJr.で「7 MEN 侍」として活躍する本高克樹さん。デビューを目指して芸能活動に邁進するかたわら、早稲田大学の大学院生というもう一つの顔で、社会を鋭く見つめています。「ようやく二つの自分がリンクしてきた」という本高さんが、学校生活と仕事、また「これから」について、AERAムック「就職力で選ぶ大学2022」(朝日新聞出版)のインタビューで語ってくれました。

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 ジャニーズJr.内グループは実力派ぞろいだ。その中で「ジャニーズの異端児」と呼ばれるのが、バンドグループ「7 MEN 侍」。高い演奏技術とユニークな個性を武器にファンの心をつかむ。メンバーの一人、本高克樹さんは2021年春、早稲田大学大学院創造理工学研究科の修士課程に進学したことで注目を集めた。ジャニーズ事務所では、Snow Manの阿部亮平さんに続く2人目の大学院進学だ。

「阿部くんはずっと、学業と仕事の両立に悩んだり苦しんだりしていたんです。でもいま阿部くんは、大学院修了という経歴を自分の力にもSnow Manの力にも変えている。だからぼくも、大学院という選択肢はずっと持ち続けていました」

 本高さんがジャニーズ事務所に入ったのは、「おばに『ジャニーズに受かるのは東大に入るよりすごいんだよ』と言われて、やる気になってしまった」から。高倍率をくぐりぬけ、入所したのは中学1年生のとき。以来、本高さんは、学業と芸能活動の両立に悩み、迷い続けた。

「一番キツかったのは中学時代ですね」と振り返る。授業が終わるとレッスンや舞台に駆けつけ、終わったら塾に直行、そのあとは学校と塾の宿題。翌朝は部活の朝練。

「いま思い返しても、クレイジーな生活で本当にイヤだったんですが、母が『勉強も仕事も部活もちゃんとやりなさい』と。その厳しさに、いまは感謝しています」

 高校受験を機にジャニーズJr.を去る子は少なくないが、本高さんは半年間休業して受験に臨み、第一志望の早稲田大学高等学院の合格を手にして戻ってきた。

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「この学校を選んで大正解!」