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【夫編】離婚しても仲がいい元夫婦が「別れた理由」 バツイチの夫が2度目の結婚でも耐えられなかったこと

上條まゆみdot.#夫#夫婦#子育て#離婚#養育費
子どもとは今でも定期的に会っている。写真はイメージ(写真/PIXTA)

子どもとは今でも定期的に会っている。写真はイメージ(写真/PIXTA)

 石山尚樹さん(仮名・40歳)と貴子さん(仮名・41歳)は、2010年に結婚し、17年に離婚した。当時、子どもは5歳。子どもの親権は貴子さんが持ち、尚樹さんから養育費をもらいながら育てることになった。尚樹さんと子どもは月に数回、会っていて、時には泊まりで預かることもある。元夫婦関係は、子どもをはさんで良好だ。

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 暴力や借金、浮気など離婚につながりやすい問題はなく、大きなけんかをしたこともない。それなのに、なぜ2人は別れることになったのか? 夫婦それぞれの視点から結婚生活を振り返ってもらった。まずは、尚樹さんから話を聞いた。

*  *  *
「離婚を言い出したのは、僕なんです」

 尚樹さんはそう言うと、バツの悪そうな顔をした。スポーツタイプの自転車で待ち合わせ場所に現れた尚樹さんは、すっきりと細身でおしゃれな雰囲気。出版社で働いている。

「彼女はまったく悪くない。昔もいまも、人として尊敬している。でも、彼女にリスペクトされていないのに、A T Mにされながら夫婦を続けていくのは嫌だったんです。それで、かなり強引に離婚に持ち込んでしまいました」

 尚樹さんが貴子さんと結婚したのは、30歳になる少し前。仕事の関係で知り合い、付き合ううちに、貴子さんが結婚を望んでいると尚樹さんは感じた。

「僕はバツイチで、とくに結婚願望があるわけでもなかったのですが、彼女が望んでいるのなら応えてもいいんじゃないかと思いました。まあ、自然な流れで、という感じですかね」

 貴子さんのどこにひかれたのかと聞くと「人と付き合うのに、明確な理由ってないじゃないですか」。照れもあるのか、斜に構えた答えが返ってきた。

 しばらく同居していたので、結婚したからといって、生活はあまり変わらなかった。尚樹さんの仕事はかなり忙しく、家で食事をすることはまれで、出張も多かった。広告制作の仕事をしている貴子さんも、自分の仕事にやりがいをもって取り組んでいるように見えた。


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