お笑いコンビ・さらば青春の光。左から森田哲矢、東ブクロ(C)朝日新聞社
お笑いコンビ・さらば青春の光。左から森田哲矢、東ブクロ(C)朝日新聞社

 6.5世代きっての“コント師”として人気急上昇中だったお笑いコンビ・さらば青春の光。だが、4月に東ブクロ(35)が一般女性を2度も妊娠させトラブルになっていたことが発覚。さらに7年間交際した別の一般女性も妊娠、中絶させていたことも報じられ、世間から厳しい批判を浴びた。

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 東ブクロは、過去にも「先輩芸人の妻と不倫」というスキャンダルを起こしている。コンビとしては大手芸能事務所を退所し、個人事務所「ザ・森東」を立ち上げて地道に活動してきた。

 実力は折り紙つきだったので、「キングオブコント」(TBS系)では歴代最多となる6回の決勝進出を果たし、数々のテレビ番組に出演する人気コンビとなったが、度重なる東ブクロの女性スキャンダルで、いまやコンビとしての活動にも暗雲が立ち込めている。

 そんな中、ネットでは相方の森田哲矢(39)に「森田には頑張ってほしい」「森田は才能があるからまだテレビで見たい」と、好感や応援の声が集まっている。

「森田自身も『芸能人を抱くためにこの世界に入ってますから』とバラエティー番組で発言するなど、決して好感度が高いキャラではないのですが、お笑いに対してはいたって真面目です。芸能界のゴシップに精通することでも知られる森田ですが、先日放送された『水曜日のダウンタウン』(TBS系)の『隣のヤツがとんでもないゴシップ話してたら仕事そっちのけで釘付けになっちゃう説』というドッキリ企画では、他の芸人はゴシップに聞き耳を立てているだけでしたが、なんと森田はゴシップを話す仕掛け人に話しかけて“直撃取材”を敢行。同番組では過去にも『バンジーNG』にもかかわらずバンジー企画に出演し、恐怖で過呼吸状態になりながら飛んでいました。そんな高いプロ意識は生真面目だからこそでしょう」(テレビ情報誌の編集者)

 事務所からの独立やスキャンダルなど、逆境を乗り越えてきたからこそ、仕事に対する真剣さが育まれたのかもしれない。

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丸山ひろし

丸山ひろし

埼玉県生まれ。大学卒業後、出版社に勤務し雑誌編集業務に従事。その後ライターに転身し、現在はウェブニュースや、エンタメ関連の記事を中心に執筆している。

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