花粉症で咳や発熱、頭痛、のどのかゆみも! 医師がすすめる自分に合った対処法 (2/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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花粉症で咳や発熱、頭痛、のどのかゆみも! 医師がすすめる自分に合った対処法

※写真はイメージです

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■Q:花粉症の治療法を教えて。

 花粉症の治療法は、スギ花粉症では4段階に分けられます。どの治療で対応するかは、自分にとって花粉症がどのくらい重篤なものか、生活の質(QOL)をどの程度低下させているかで選択するとよいでしょう。例えば林業従事者など、花粉が多い場所で集中力を要する仕事をしている人は、より高度な治療を受けることをおすすめします。逆に症状があまりひどくなく日常生活に支障が出ていないのであれば、マスクをしたり、外出を控えたりすることで十分な場合もあります。

(1)投薬療法……症状に合わせた薬を使用することで症状を緩和する。
(2)免疫療法……主に行われているのが舌下免疫療法で、舌の下に抗原エキスを含む薬剤を保持し、1、2分後にのみ込むことでアレルギー反応が現れにくい体質をつくる。
(3)手術療法……くしゃみや鼻みずの司令を出す神経を切断する後鼻神経切断術を行い、アレルギー反応を抑える。鼻中隔弯曲症や粘膜が厚くなった肥厚性鼻炎などを伴っている場合も、形態改善手術を施して鼻のつまりを治すことができる。
(4)抗体療法……昨シーズンから認められた最新の治療法。抗IgE抗体を月1回注射することで、体内にあるIgE抗体をなくしアレルギー反応を抑える。

■Q:市販薬を選ぶ時のポイントは?

 忙しくて医療機関に行く時間がとれない場合や急な症状で何とかしたい時に、ドラッグストアなどで購入できる市販薬は生活者の強い味方。市販薬は効き目が弱いと思われがちですが、近年、病院など医療機関でもらう薬と同じ成分を同じ量で、安全性も十分考慮したうえで配合した「スイッチOTC」が増えています。

 配合されている成分を知ることは、薬選びに役立ちます。箱の裏面や添付文書は確認するようにしましょう。花粉症の薬によく使われている抗ヒスタミン薬には第1世代と第2世代があり、それぞれ効き方が異なるので、この違いを知っておくだけでも、自分に合う薬を賢く選択できます。


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