芳根京子 朝ドラ女優から悪役でも闇キャラでも絶賛される憑依型女優への進化 (1/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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芳根京子 朝ドラ女優から悪役でも闇キャラでも絶賛される憑依型女優への進化

高梨歩dot.
芳根京子(C)朝日新聞社

芳根京子(C)朝日新聞社

 映画「ファーストラヴ」の公開後に行われた舞台あいさつに主演の北川景子(34)、芳根京子(24)、堤幸彦監督が出席。ちょうど24歳の誕生日を迎えた芳根のためにバースデーサプライズが敢行され、北川が花束をプレゼント。「この作品で改めて芳根京子さんという女優さんとご一緒できて本当にうれしかった」との言葉を添えると、芳根は大粒の涙を流した。

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 同映画は、アナウンサー志望の女子大学生・聖山環菜が父親を刺殺するという衝撃的な導入で始まる、直木賞作家・島本理生氏の同名ミステリーが原作。芳根は事件の容疑者である女子大学生役を熱演。予告編などで、面会室で突然感情が高ぶる様子や鋭い眼光で威圧する彼女の姿を目にし、圧倒された人も多いのではないだろうか。強い闇を持つ環菜を演じ終えた際は、「すごくホッとした」と話した芳根。「このまま撮影が続いたら私はどうなってしまうのだろう?」と不安になり、「それくらい環菜という役は私自身を侵食してしまうくらいの闇とパワーがあって、撮影中も飲み込まれてしまうような感覚がありました」とインタビューで明かした(「MOVIE WALKER PRESS」・1月10日配信)。

 同じ所属事務所の先輩・篠原涼子主演のドラマ「ラスト・シンデレラ」(2013年・フジテレビ)で女優デビューを果たした芳根。2014年に公開された「物置のピアノ」では映画初出演にして主役の座を射止めた。2015年のドラマ「表参道高校合唱部!」(TBS)では、廃部寸前の合唱部の立て直しに挑む主人公を1000人以上が参加したオーディションを勝ち抜き獲得。翌年年には自身の代表作となるNHK連続テレビ小説「べっぴんさん」のヒロインに選ばれ、戦争を乗り越えて子ども服作りに邁進する主人公・坂東すみれを好演した。

「朝ドラ出演当時、芳根さんは19歳だったにもかかわらず、背中を丸めて晩年までを演じ切りました。朝ドラヒロインとしては珍しく、口数の少ない控えめなキャラクターだったのですが、力強い眼差しと限られたセリフの中で、子ども服への熱い思いを表現し、新たなヒロイン像を確立しました。年を重ねるごとに、演技力の評判はうなぎのぼりで、昨年公開の映画『記憶屋 あなたを忘れない』で共演したHey! Say! JUMPの山田涼介さんは、芳根さんの体当たりの演技を『(いい意味で)化け物の類』と表現していました。また、『ファーストラヴ』でメガホンを取った堤幸彦監督も『涙の魔術師』と絶賛し、『なにをやってもわざとらしくならない』『ある種の“化け物感”がある人』とベタ褒めしていました」(テレビ情報誌の編集者)


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