高田さんは昨年第2子を出産。実際、3人目も検討しているそうだ。しかし、思うように授かることができずに、最近ではクリニックへ相談にいこうかと悩んでいる。そんな状況も知らずに、Bさんは無遠慮な言葉を投げかけてくるという。

「冗談っぽくではありますが、コトあるごとに“妊娠した?”と聞いてきます。苦笑いしながらかわしますが、うっとうしいですし、傷つきます」

 高田さんは、Bさんのことを“姑ママ”と表現していた。

「他には、サイズアウトした子供服を大量に渡してきます。“新しいベビーちゃんに!”とか、○○ちゃん(高田家の子供)にぴったりだと思うから!”と言われるんですが、毛玉のついた服も多く、結局処分する羽目になってしまって……。でも、Bさんとは年齢差もあるので断りにくいです」

 都内在住の専業主婦・川田紗季さん(仮名・30歳)は、ママ会で15歳以上年上のCさんが熱弁をふるうのに疲弊しているという。

「ママ会はいろいろな話題で盛り上がるので楽しいのですが、ある話題になるとCさんが絡んできて、それに辟易としています……」

 特に“迷惑”と話すのは、両親の老後問題。川田さんの両親は50代後半で健康状態も良好だが、Cさんは親の老後に対してとにかく口を出したがるのだという。

「『将来的には老人ホームとか考えてるの?』と聞かれたので、『必要となれば』と答えました。そうしたら、『年金じゃ賄えない、紗季さんもパート代とかでサポートしなくちゃね』と、返答しづらい話をされて……。正直いうと、余計なお世話だなと感じてしまいます」

 Cさんの母親は70代後半で、有料老人ホームに入所中だという。話によると、お見舞いなどで大変な思いをしているとのこと。“学費も介護費用も大変~”と、川田さんに語ってくるそうだ。

「一応、子育てママのつながりなので、共通話題からそれすぎてしまうと反応しづらいというか……。あとお金の話もデリケートなので控えてほしいです」

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「本当は仲良くしたい」が本音