川栄李奈(C)朝日新聞社
川栄李奈(C)朝日新聞社

 女優の川栄李奈(25)が7月27日、フェイスシールドを着用した姿をインスタグラムで初公開。フォロワーからは「フェイスシールドをかぶっても可愛いすぎる」「すごいホンマにママなん(笑)」など反響の声があがっていた。

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 昨年11月に第一子を出産し、しばらく芸能活動を休止していた川栄だが、6月末に放映された木村拓哉主演のドラマ「BG~身辺警護人~」(テレビ朝日)の第2話にゲスト出演し、久々の女優復帰を果たしていた。

 川栄が同ドラマで演じたのは、目の不自由な天才ピアニスト。実際に視聴障害支援団体で指導を受け、「見えていないと意識して演じても、ついつい目が動いてすごく難しかった」とインタビューで語っている(「テレ朝POST」6月12日配信)。見事なピアノ演奏を披露した川栄だが、実は経験はゼロで、音符も読めなかったという。撮影前に猛特訓を受けたそうでドの鍵盤がどれかもわからないレベルで、難しい役に苦労したことを明かしていた。そんな努力を経た彼女の演技に対して、SNS上では「川栄の全盲役、上手だなぁ」「川栄李奈演技が天才的すぎる」などと絶賛の声が相次いだ。

「『BG』で女優に復帰した川栄さんですが、実は産前から続くものも含め出演CMも目白押しです。『au』の三太郎シリーズでは『帰ってきた織ちゃん』篇が7月よりオンエアされたのですが、月から帰ってきた織ちゃんと女優復帰に対しての川栄さんに対する『おかえり』と2つの意味が込められていると話題になりました。夫である金太郎(濱田岳)とのコミカルな掛け合いも好評のようです」(テレビ情報誌の編集者)

 出産後も順風満帆な川栄。AKB48の卒業後は男性だけでなく、女性人気も高まっている。ここまで彼女が愛される理由とは一体どこにあるのだろう。

 川栄がアイドルを脱却できた理由について、彼女のマネージャーはインタビューで「自分の為にどれだけのスタッフが動いているのかをきちんと理解している」と答えている(「ORICON NEWS」3月23日配信)。予定より早く撮影が進み、川栄を早く帰してあげようと昼休憩を削って撮影してしまおうという案が出たとき「私は大丈夫だけど、スタッフさんは疲れてるよね? 休憩しなくて大丈夫?」とスタッフを気遣っていたという。また、常に「謙虚で低姿勢」なスタンスで、どんなに芝居が高く評価されても絶対調子に乗らないとか。いつも危機感を持って、「調子に乗ったら私なんかすぐ消える」と言っているというから驚きだ。

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高梨歩

高梨歩

女性ファッション誌の編集者など経てフリーライターに。芸能やファッション、海外セレブ、育児関連まで、幅広いジャンルを手掛ける。活動歴は約20年。相撲フリークの一面も。

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AKB48時代から心掛けていた「低姿勢」