僕はこんなことを軽い気持ちで言ってしまうのはよくないですけど、NEWSと心が離れたわけでもないし、小山(慶一郎)さんにも言いましたけど、俺はいまだにNEWSのことが大好きだし、3月に退所を決めてから、そしてジャニーズの弁護士との交渉に入ってから、そして退所日が決まってからも、やはりDVD見ちゃうし。風呂場で歌っちゃうし。「いい曲だなあ」とか「STORYやりたかったな」って心の底から思っているし、今でも思っているし。ついてきてくれという強い意思でしか言えないけど、俺はどこかで、またNEWS4人で、何かしらの形で、どんな形であれ、みせたいな、みせられたらいいなという突拍子もないわがままですけど。想像ですけど、「STORYやりたいな」とは思っています。 

(ここで、ライブ配信をしているYouTubeのコメント欄からの質問に答える。その後、再び質疑応答へ)

――(ジャニーズを退所した)錦戸(亮)さんと赤西(仁)さんが2人で仕事をしていると思うが、その中に入っていく考えは?

手越:現状ないですね。僕は自分が進みたい道が3月に最初に決めた段階というか、4、5年前から「今の自分でいいのかな」とか、もっとあんなことこんなことをやりたいというのがあったので、今までジャニーズを抜けた赤西君だったり、錦戸亮君だったり中居(正広)さんだったりという方々の活動はリスペクトしていますし、それぞれ夢を持って抜けた方々だと思いますけど、またちょっと僕がやりたいことってあまりに多種多様なので。

 今やりたいことがたくさんあって、ここで話していたらキリがないんですけど、僕は一人なので、まず何を大切にしたいかということで、応援してくださっているファンや、SNSでいろんなボランティアやものを伝えるメディアとしての僕の役割だったり。そういう方々を知らない人って本当に多いと思うので、できる限り僕の力で広めていく、伝えていくということが、まず僕がやりたいこと。プラス海外進出だったり、僕の表現の一つとしてそれがYouTubeというだけなんですけども、そこに先人というか、先にジャニーズを抜けた方々に影響を受けたというのは1ミリもないですね。完全に僕の意思で「これがやりたい」というので決めたことです。

――この会見場を選んだことに何か意味があるのか。

手越:いや、急きょの記者会見だったので、周りの方があわあわ探してくださった結果、この会場が一番よかったという判断だと思います。僕はその背景は何も聞いていないです。

(ここで司会が質疑応答を締め切るも、記者席から「認識の違いとはどこですか?」という声があがる)

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それはちょっと違うでしょ