「はい。僕らの家がなくなりました」浦安鉄筋家族主演の佐藤二朗、withコロナの日常を語る (1/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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「はい。僕らの家がなくなりました」浦安鉄筋家族主演の佐藤二朗、withコロナの日常を語る

連載「こんな大人でも大丈夫?」

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佐藤二朗(さとう・じろう)/1969年、愛知県生まれ。俳優、脚本家。ドラマ「勇者ヨシヒコ」シリーズの仏役や「幼獣マメシバ」シリーズで芝二郎役など個性的な役で人気を集める。ツイッターの投稿をまとめた著書『のれんをくぐると、佐藤二朗』(山下書店)のほか、96年に旗揚げした演劇ユニット「ちからわざ」では脚本・出演を手がける。原作・脚本・監督の映画「はるヲうるひと」(主演・山田孝之)が近日公開予定

佐藤二朗(さとう・じろう)/1969年、愛知県生まれ。俳優、脚本家。ドラマ「勇者ヨシヒコ」シリーズの仏役や「幼獣マメシバ」シリーズで芝二郎役など個性的な役で人気を集める。ツイッターの投稿をまとめた著書『のれんをくぐると、佐藤二朗』(山下書店)のほか、96年に旗揚げした演劇ユニット「ちからわざ」では脚本・出演を手がける。原作・脚本・監督の映画「はるヲうるひと」(主演・山田孝之)が近日公開予定

 個性派俳優・佐藤二朗さんが日々の生活や仕事で感じているジローイズムをお届けします。今回は、自粛生活も3カ月近くになる最近の様子を報告します。

【写真】「浦安鉄筋家族」で共演する水野美紀さん

*  *  *
 巣ごもり期間も3カ月近くになります。言うまでもなく、油断はまだまだできませんが、少しずつ、少しずつ、日常を取り戻しつつある、そんな最近でございます。

 まず、ようやく行きつけの美容院で髪を切ることができました。51歳のオッサンが髪を切ったという、およそ誰得にもならない情報ですが、巣ごもり期間に伸び放題の僕の髪を切りたくて切りたくてウズウズし、果てはバリカンまで購入し、その機会を虎視眈々と狙っていた妻との熾烈な攻防の末、ようやく行きつけの美容院に行くことができましたゆえ、一応のご報告を。

 また、3カ月以上ぶりに「99人の壁」の収録をすることができました。この番組が、いわゆる「3密」を回避するのは不可能と思っていたのですが、番組が独自に「リモート早押しシステム」というスマホアプリを開発して、収録が実現しました。前回の収録は2月15日、今回の収録は5月24日。偶然にも99日ぶりの収録でした。

 小学生の息子も、分散登校が始まりました。自粛期間中、毎日長時間一緒にいられたのは至福の時間で、それが一区切りなのはちょっと寂しいけど、お友達や先生とたくさん遊んで勉強する、かけがえのない時間が戻りつつあるのは本当に喜ばしいことです。

 また先日、某ドラマで2カ月半ぶりに台詞を喋りました。新型コロナウイルス予防の厳戒態勢の中での撮影でしたが、ようやく芝居ができる、台詞が吐ける、その喜びを感じつつ、久々の撮影にのぞみました。

 一方、放送が中断しているドラマ「浦安鉄筋家族」では、とんでもない事態が起こりました。僕が演じる大沢木大鉄を大黒柱とする大沢木家の自宅が取り壊されました。

 自宅シーンは取り壊し予定の一軒家を使って撮影していたのですが、そして新型コロナウイルスによる撮影中断がなければ、取り壊し前にすべてのシーンを撮り終えるはずだったのですが、撮影中断のあいだに、予定通り、その一軒家、取り壊されてしまいました。はい。僕らの家がなくなりました。あはははははははははははははは全然笑い事ではありません。


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