左上から槇原敬之、「新しい地図」の3人、岡村隆史、「麒麟がくる」主演の長谷川博己(C)朝日新聞社
左上から槇原敬之、「新しい地図」の3人、岡村隆史、「麒麟がくる」主演の長谷川博己(C)朝日新聞社

 新型コロナウイルスが国内で猛威を振るい始めた頃の2月13日、人気シンガー・ソングライターの槇原敬之被告(51)が覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕された。容疑は2018年3月と4月に、自宅マンションで覚せい剤と危険薬物を所持していたというもの。槇原被告は1999年8月にも覚せい剤取締法違反(懲役1年6月、執行猶予3年)で逮捕されていて、今回は2度目の逮捕となった。

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「3月に保釈されてからは都内の自宅で自粛生活を送っているようです。本来なら起訴されてから2カ月以内に初公判が行われるのですが、新型コロナウイルスの影響で6月以降に延期されているとのことです。傍聴券を求めて多くの人が並んだりすればクラスター感染が起きかねませんからね」(スポーツ紙記者)

 槇原被告の起訴内容は2年前に危険ドラッグと覚せい剤0.083グラムを所持したというものだが、槇原被告は使用に関しては否定しているという。
「『最近は使っていないから体からは何も出ない』などと供述しているようで、尿鑑定も陰性でした」(同前)

 槇原被告の逮捕でさらに注目されたのは、2月8日からスタートした木村拓哉の初のソロコンサートツアーだった。槇原被告は今年1月に発売された木村のソロアルバム「Go with the Flow」に楽曲「UNIQUE」を提供している。

「逮捕によってこの曲は封印するのではとファンからも危惧されていましたが、キムタクはコンサートで予定通り歌いました。キムタクが歌ったことで槇原被告に対する世間のイメージなども若干変わったのではないでしょうか」(芸能リポーター・川内天子さん)

 年度末を迎えた3月には、米倉涼子(44)をはじめとして、中居正広(47)、柴咲コウ(38)、小雪(43)ら大物タレントが次々と所属事務所からの独立を発表した。

 川内さんは「事務所退所の理由はさまざまですが、いずれも共通しているのは“円満退社”を強調している点です」と話す。

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坂口友香

坂口友香

主に週刊誌の芸能記者として活躍。これまで写真誌、女性誌、男性誌など数多くの雑誌で取材執筆。

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変わってきた芸能事務所とタレントとの関係性