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ネットのニセ健康情報に待った!医師が本名をさらしてSNS発信するワケとは?

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中寺暁子dot.#ヘルス#病気#病院
山本医師は通勤時や空き時間などでサイトのPV数をチェック。月間15万~20万PVで安定しているという(写真/掛祥葉子<写真部>)

山本医師は通勤時や空き時間などでサイトのPV数をチェック。月間15万~20万PVで安定しているという(写真/掛祥葉子<写真部>)

 昨今、入試のあり方で問題視される医学部受験。しかし、「多くの命を助けたい!」と思う若者や、「子どもを医者にしたい」と願う家族は多いもの。『医者と医学部がわかる2020』(朝日新聞出版)では、初年度と6年間の学費・志願者合格倍率・医師国家試験合格率の最新データを集めた「ひと目でわかる医学部データ」を掲載。医師528人に聞いた「医師のホンネ」では、勤務・睡眠時間や年収、結婚した年齢までを網羅し、役立つ情報が満載だ。

 今回は「医師×テクノロジー」という企画から、SNSについて紹介する。

*  *  *
 情報の発信が容易になることで、ネット上には真偽不明の医療情報もあふれるようになった。

 16年に起きた、医療情報サイト「ウェルク(WELQ)」の問題は記憶に新しいところだ。人の心身の健康や生死にかかわる医療情報が、不正確なのにもかかわらず検索結果の上位に入るように設計されていたものだ。

■正しい情報を届けるため、医師が自ら発信

 一般のユーザーがネット上にあふれる医療情報の真贋を見極めるのは難しい。しかし、現在ではそんなサイトは淘汰(とうた)されつつあるという。危機感を持った医師たちがブログやツイッターなどのSNSで発信し、信頼性のある情報が増えているからだ。

 2017年5月に、外科医の視点から医療・健康情報を提供するサイト「外科医の視点」を開設。その4カ月後に、月間67万PV(サイトへのアクセス数)を達成した。

「サイトを開設する前に200以上のサイトやブログを徹底的にリサーチしました。その中で、どうすれば検索エンジンの上位に表示できるのか、
コツをつかめたんです」
 
 そう話すのは消化器外科医の山本健人医師だ。

 このサイトは「家庭の医学」「通院・入院」「病気の知識」「手術の知識」「医療ドラマ解説」「医療ニュース解説」など、わかりやすくカテゴリー分けしてあり、医療者向け情報も掲載。読者が知りたい情報にたどりつきやすいように、工夫されている。現在の月間PV 数は15 万~20 万だという。


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