今年踏ん張らないとクビも… もう後がない“崖っぷち”の選手たち (3/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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今年踏ん張らないとクビも… もう後がない“崖っぷち”の選手たち

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西尾典文dot.
今年が勝負の巨人・岩隈久志 (c)朝日新聞社

今年が勝負の巨人・岩隈久志 (c)朝日新聞社

 最後に少し違う意味で崖っぷちに立たされている選手を紹介したい。それが広島のバティスタだ。

 昨年は丸佳浩の抜けた3番に入ることが多く、自身最多となる26本塁打を放つ活躍を見せていたが、8月に禁止薬物の使用が発覚して登録を抹消。9月には6カ月の出場停止処分が発表された。停止期間は大半がシーズンオフだったため、開幕までには処分が解かれるが、オフに参加したウインターリーグでも精彩を欠いているという情報が入ってきており、契約は保留状態となっている。

 仮に再契約をしたとしても、他球団のファンから厳しい視線が向けられることは確実で、昨年までのようなパフォーマンスが見せられるかは大いに未知数である。事情が事情なだけに大きく成績を落とすようなことがあれば、シーズン途中であっても契約を打ち切られる可能性もあるだろう。

 昨年、この時期に崖っぷちの立場として紹介した選手では森福允彦、大石達也が引退し、鳥谷敬も退団となって移籍先はいまだ見つかっていない。しかしその一方で大竹寛は中継ぎの一角として存在感を示し、見事な復活劇を見せた。今年もここで紹介した選手から一人でも多くの選手が這い上がってくることを期待したい。(文・西尾典文)

●西尾典文/1979年生まれ。愛知県出身。筑波大学大学院で野球の動作解析について研究。主に高校野球、大学野球、社会人野球を中心に年間300試合以上を現場で取材し、執筆活動を行っている。ドラフト情報を研究する団体「プロアマ野球研究所(PABBlab)」主任研究員。


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