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ミスコンに法政大が「ノー」。ゴタゴタ続く慶応義塾大は…

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小林哲夫dot.
ミスコンの開催を認めないと発表した法政大学(大学提供)

ミスコンの開催を認めないと発表した法政大学(大学提供)

 大学祭シーズンが終わりを告げるなか、今年もキャンパスではミスコンテスト、ミスターコンテストが行われ、どの大学でも注目を集めていた。

 昨今では、キャンパスよりも、ネットやメディアなど場外で盛り上がる向きがある。たとえば、「Smart FLASH」(光文社)は、「ミス東大2019ファイナリスト」と銘打って、候補者たちの素顔を配信していた(2019年11月)。

 こうしたなか、法政大がミスコン、ミスターコンに「ノー」を突きつけた。ウェブサイトで大学施設を使ったコンテストを認めないと、宣言している。

「本学では、2016年6月に『ダイバーシティ宣言』を行いましたが、ダイバーシティの基調をなすのは『多様な人格への敬意』にほかなりません。『ミス/ミスターコンテスト』のように主観に基づいて人を順位付けする行為は、『多様な人格への敬意』と相反するものであり、容認できるものではありません。

 また本学では、自主法政祭実行委員会(市ヶ谷地区)が大学祭に際して掲げてきた『基調・理念と諸問題』という文書の中で、『ミスコン』に対し以下のような見解を長年にわたって示してきました。

『ミスコン』とは人格を切り離したところで、都合よく規定された『女性像』に基づき、女性の評価を行うものである。

 これは極めて先見性に富む見解であり、本学学生が主体的にこれを提示し、『ミスコン』の開催を認めない姿勢を貫いてきたことは本学の誇るべき伝統と言えるのではないでしょうか。

 上記に鑑み、いかなる主催団体においても『ミス/ミスターコンテスト』等のイベントについては、本学施設を利用しての開催は一切容認されないものであることをご承知おきください」(2019年11月29日)

 大学がミスコン、ミスターコン開催の是非について見解を示すのは、きわめてめずらしい。そもそも、コンテストは大学祭などで学生が企画、運営するものであり、基本的に大学側は口を挟んだりしないものである。


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