サザエさんヘアがお似合いの藤原紀香 (C)朝日新聞社
サザエさんヘアがお似合いの藤原紀香 (C)朝日新聞社

 先月まで上演されていた舞台「サザエさん」で、主人公のフグ田サザエ役を演じた藤原紀香(48)。上演前はその美貌と溢れる色気からSNS上で「違和感が……」との声もあがっていたが、舞台公演は盛況のうちに幕を閉じた。

【必見】これが、紀香バディだ!

 藤原といえば90年代後半から2000年代にかけて大ブレイク。「紀香カット」と呼ばれるヘアスタイルが大ブームになるなど一世を風靡した。近年は舞台女優としても活躍し、国民的キャラクターであるサザエ役に抜擢されたのも納得だろう。一方、時折自身のブログで「すっぴん顔」を披露したり、2016年に発生した地震に対し配慮に欠けたコメントをして炎上するなど“ややイタい人”というイメージも。しかし、最近SNS上を中心に「何か嫌いじゃない」「結構好きかも」と、意外に好感を持っている人が増えているのだ。

「自身のブログで、昭和臭漂う謎の単語を綴ることがあるんですがそれを面白がる人が増えていると思います。例えば昨年4月4日には、藤色の着物に合わせて藤の帯を選ぶも、藤が散り始めている光景を目撃。持参した藤の帯が使えず、『オーマイゴッドのすけトゥギャザー!』と心情を吐露。その2日後には『いえい。おつかれぽんきちビーナス☆』とテンション高めにブログを書き出していました。また、10月14日には舞台『サザエさん』が大千穐楽を迎えたことを報告し、『おやすみぽんきちビーナス』という文章とともにパジャマで布団に入っている写真を公開。そんなノリカ語ですが、ネット上では『ジワジワくる』『オバハン丸出しで憎めない』と好意的な声も見られます。ちなみに、バラエティ番組で明かしていましたが、ビックリした時の口癖が『オーマイゴッド!』だそうです」(テレビ情報誌の編集者)

 確かに言葉のチョイスは独特だが、イヤミを感じさせない明るさがあり、元気を貰える人もいるということなのだろうか。

「それでいて真面目なところも好印象だと思います。7月17日には自身のブログで全身が写った写真を公開。『年齢を重ねても、それなりに努力して、それなりにがんばってまーす』『修正なしっ お腹も引っ込めてないよ』と何気なく綴っていましたが、その美しいボディラインに関しては、あの年齢で維持できることは素直に凄いと尊敬の念を抱く女性も多いと思います」(同)

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丸山ひろし

丸山ひろし

埼玉県生まれ。大学卒業後、出版社に勤務し雑誌編集業務に従事。その後ライターに転身し、現在はウェブニュースや、エンタメ関連の記事を中心に執筆している。

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彼女しか出せない“味”