抜群のスタイルの菜々緒(c)朝日新聞社
抜群のスタイルの菜々緒(c)朝日新聞社

 10月11日からスタートした、福士蒼汰主演ドラマ「4分間のマリーゴールド」(TBS系)に出演中の女優・菜々緒(31)。手を重ねた人の“死の運命”が見えるという特殊能力を持った救命救急士役の福士と、1年後に死ぬ運命にある義姉役の菜々緒との切ない恋を描いたヒューマンラブストーリーで、菜々緒は恋愛ドラマのヒロインに初挑戦。心優しいナチュラル系の女性を演じている。

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 菜々緒といえばモノトーンのスーツを着た悪女役というイメージが強い。今作の役柄についてSNS上では、「清純派の菜々緒がどうしても違和感ある」「悪女じゃない菜々緒さん新鮮」など、さまざまな声があがっている。初回の平均視聴率は10.3%で2ケタの好発進。賛否はありつつも女優として新境地を開きそうだが、これにテレビ情報誌の編集者は、演じる役柄だけでなく、最近は多方向から悪女のイメージを脱しようとしている感じがあります」と評する。

「先日放送されたバラエティ番組では、7年前のイベントに来てくれた男の子と番組の企画で再会し、瞳を潤ませていました。何でも、当時はまだテレビ露出が少なかったにもかかわらず、その男の子は客席で『ななおちゃん ありがとう!』と書かれたボードを持っていたそうなんです。しかも、イベントに来ていた菜々緒の母が偶然、その男の子を見つけて写真を撮らせてもらい、菜々緒はその写真を携帯に入れて励みにしていたとか。さらに、別のバラエティ番組では焼き肉店でアルバイトをしていた頃、1~2年くらい片思いをしていた男性がいたと告白。そんな、ピュアな内面を感じさせるエピソードを話すことが最近増えているように思います」

 テレビだけでなく自身のインスタグラムでも、悪女のイメージとは違った一面をアピールしている。例えば6月12日にはファンからの質問に回答。男性へのアプローチの仕方を聞かれると、「自分に自信がないので基本的には受け身です」「連絡先とか絶対に聞けない。笑」とコメントしていた。

「8月28日の投稿では、旅先のスリランカでゴミ拾いをしたことを報告していました。砂浜に大量のゴミがあり、友達と一緒に拾ったそうです。さらに、『正直、私一人がやったところでって思いました。だけど、やり始めたら見かけた人が手伝ってくれたんです。これをきっかけに、思いや行動が伝わり広がったらいいなと思いました』と心情を語っていました」(前出の編集者)

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丸山ひろし

丸山ひろし

埼玉県生まれ。大学卒業後、出版社に勤務し雑誌編集業務に従事。その後ライターに転身し、現在はウェブニュースや、エンタメ関連の記事を中心に執筆している。

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大河の次は朝ドラか?