──金額の発表はまた後日だったと思うが、分かったことから発表しようとは?

岡本:だから、もらったというところまでは分かったので発表させていただきました。一方で金額については入江くんのもらっている状況だとか、具体的にもらったけどどれくらいの金額なのかっていうところ(が分かるまでに)も時間がかかっていたので、我々としては、まずお金をもらったというところで発表をさせてもらった。

──8日にはお金をもらったことは分かっていたはずだが?

岡本:彼らがもらったという事実はあるものの、新たに7人が出てきたこともあり、「ひょっとしてまだあるのかもしれないぞ」ということも含めて、我々としては精いっぱい調査を続けてきたと考えております。

──8日に分かったことを24日になって、というのは遅くなったとは思わない?

岡本:早いとは思いませんでしたけれども、現場総出で全力でヒアリングしていましたので、我々としては全力でやった状況だと思っております。

──宮迫さんの処分の撤回をするとのことだが、この契約解消という処分は、感情の行き違いなどが根底にあってなされた処分だということなのか。

岡本:最終的には7月18日の「契約解消で」という彼(宮迫)の申し入れによって、我々としては会見の準備をしていたので、戻ってきてもらえるように連絡をとっていたけれども、結果的には19日にその申し入れを受け入れたというふうに考えております。

【全文(7)】へ続く

(AERA dot.取材班)