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桂小枝「探偵ナイトスクープおもんない!」は愛情か?老害か?

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藤原三星dot.
元探偵局員の桂小枝 (c)朝日新聞社

元探偵局員の桂小枝 (c)朝日新聞社

 今年で31周年を迎え、日本のバラエティ史に燦然と輝く人気番組の「探偵!ナイトスクープ」がいま、妙な注目を集めている。番組のレギュラーだった元探偵局員の桂小枝(64)が自身のツイッターで「探偵ナイトスクープおもんない! 情けない~ なんでこうなったの~」と書き込み、物議を醸しているのだ。

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 同番組は大阪・朝日放送テレビが制作するいわば関西ローカルの番組だが、関西圏では23時台のオンエアにもかかわらず、最高で32.2%の視聴率(1998年)を記録した怪物番組でもある。局長役が初代の上岡龍太郎から二代目の西田敏行に変わった2001年以降も視聴率20%台をキープし続けてきたが、ここ数年は15%前後にまで失速。それでも、放送時間帯を考えると余裕で合格の関西が誇る超人気番組である。

 また、現在の探偵局員にカンニング竹山、ハライチ・澤部佑ら全国区の人気芸人がレギュラー出演していることもあり、関西ローカルながら関東圏でもTOKYOMX、テレビ埼玉、テレビ神奈川などで視聴することができ、TVerでの見逃し配信も人気。あの松本人志も毎週欠かさず視聴し、実際に依頼人として出演を果たしたり、ベストセラー小説家の百田尚樹が構成作家として長く番組にかかわっていることでも知られている。

 そんな関西発の超人気番組に、元レギュラー出演者がなぜ今噛みついたのか。バラエティ番組に詳しい放送作家は次のように語る。

「番組初期から探偵を務め、25年間もレギュラー出演していた小枝師匠は、番組に対する愛が人一倍強い。ねちっこい話し方でお茶の間の人気を獲得し、番組の人気企画である『小ネタ集』や『パラダイス』などは小枝師匠のキャラがあってこそ成立した。また、番組を代表する依頼ネタ『謎の爆発卵』(1993年)では生卵を殻のままチンして爆発するという映像をお茶の間に届け、視聴率も30%超え。今のユーチューバーの先駆け的なこのネタは今も番組を代表する神回と言われるほどの名作です。そんな“ミスターナイトスクープ”の異名を持つほど番組に貢献してきたため、現役の探偵局員たちによる調査VTRを見て『ぬるい!』と思ってしまったんでしょう。しかし、コンプライアンス至上主義の現在、小枝師匠が探偵を務めていた時代よりも規制が強くなっているのは事実。『深夜ならなんでも許される』というムードが蔓延していた時代と同じことをやると、トラブルに耐え切れず番組自体がすぐ終わってしまう可能性もあります。正直、ぬるいと思わざるを得ないVTRは増えてると思います」


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