ピエール瀧逮捕の余波 芸能マスコミが煽る卓球×坂上忍の「不毛な戦い」 (1/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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ピエール瀧逮捕の余波 芸能マスコミが煽る卓球×坂上忍の「不毛な戦い」

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黒崎さとしdot.
石野卓球(左)&坂上忍 (c)朝日新聞社

石野卓球(左)&坂上忍 (c)朝日新聞社

■「バイキング」が執拗に石野卓球を批判し続ける理由

 コカインを摂取したとして麻薬取締法違反で逮捕されたピエール瀧。俳優やタレントとしても売れっ子だっただけに、数々の出演作品への影響が懸念され、莫大な違約金にまつわる話も出ており、事件から1か月以上経った今なお芸能マスコミを賑わせている。すでに起訴されており所属事務所との契約も解除され、現在は保釈されているが、これから裁判が進むなかでワイドショーの格好の餌食になることは間違いないだろう。

【写真】芸能界に激震が走ったピエール瀧の逮捕

こうしたなか、注目を集めているのが瀧が所属するテクノユニット「電気グルーヴ」の石野卓球と坂上忍のメディアバトルだ。石野は公式な場では一切声明を出さしていないが、ツイッターでつぶやきまくっており、その何者にも屈しない発言が注目を集めている。そんな石野の言動に対し、情報番組「バイキング」(フジテレビ系)の中で。司会の坂上忍が連日、“卓球批判”を続けたことがきっかけだった。

「卓球さんの発言や行動自体はいつもどおりのスタイルで、長年のファンからすれば『よくやった』という声もあり、また”瀧ショック”で傷ついたファンの癒やしになっている。一方で、そうした姿勢に対して、『公式な場で謝罪しないのはどうか』とバイキング勢が疑問を呈した。『卓球が罪を犯したわけでもないのに』という反論に対しても、『バイキング』は『グループのメンバーが不祥事を起こしたら会見や謝罪文などを出すことも多いのでは』と返しています。同番組の視聴者の多くは電気グルーヴを知らないと思われる層なので、そういう視聴者に受けそうな批判をしているにすぎないのですが、著名なクリエイターやファンから番組への批判が渦巻いていますね」(放送作家)

 TVウォッチャーの中村裕一氏は、両者のバトルに関してこう見ている。

「ウソか本気か分からないコメントで煙に巻く愉快犯タイプの卓球氏と、粗雑に見えても礼儀や作法には厳しい古いタイプの坂上氏。相容れない組み合わせに見えますが、テレビといフィルターを通すと相性はバッチリなのです。また、両者ともに空気や間合いを読む能力、言葉で自分を表現する能力に優れており、本気で対決しようとは思っておらず、この状況に合わせて互いの役割を真っ当しているだけのこと。むしろ騒動に踊らされているのは私たち視聴者やメディアのほうです。せっかく2人がやり合うことで薬物問題や社会的責任について考える機会を与えてくれているのですから、対立という表層的なところで満足せず、しっかりと自分の意見を深めたほうが、バトルにも意味があると思います」


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