「世界一」に近いのは? 日本人メジャーリーガー、所属チームの今季を占う! (2/4) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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「世界一」に近いのは? 日本人メジャーリーガー、所属チームの今季を占う!

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杉山貴宏dot.
ヤンキースの田中将大 (c)朝日新聞社

ヤンキースの田中将大 (c)朝日新聞社

 ナ・リーグ西地区を6連覇中のドジャースにとって、プレーオフ進出は目標ではなく通過点。目指すはここ2年連続で敗退しているワールドシリーズを今季こそ制することだ。

 そのための戦力は今季も揃えている。オフにヤシエル・プイグとマット・ケンプの両外野手や正捕手だったヤスマニ・グランダル、先発左腕アレックス・ウッドら多くの主力を放出したが、昨季はシーズンの大半をひじの手術で棒に振った中軸のコリー・シーガー遊撃手が復帰する。同じく故障に悩まされたジャスティン・ターナー三塁手とともに、昨季からの上積みを見込めるはずだ。

 投手陣はエース左腕クレイトン・カーショー投手が今季も故障がちで、早くも開幕からしばらく不在の見込み。それでもウォーカー・ビューラーやリッチ・ヒルら駒は揃っているが、前田にも今季こそは最後まで先発ローテーションを守り抜いてもらわなくては台所事情が苦しくなるだろう。

 同地区ライバルをチェックしてみれば、今季も強敵になり得そうなのはロッキーズ。昨季は1ゲーム差まで迫られただけに侮れる相手ではない。特に現在のロッキーズは打者有利な本拠地にもかかわらず投手力が高いので、打線が地元の恩恵を十全に受けて機能すればシーズン終盤まで優勝争いはもつれるかもしれない。

 カブスは昨季、追加されたワンデープレーオフで敗れてナ・リーグ中地区優勝を逃し、続くワイルドカード・ゲームも落として終戦。同地区は4位のパイレーツでさえ勝ち越しとレベルが高く、今季もブリュワーズとカブス、カージナルスを中心に激戦が予想される。

 カブス自体はオフに大きな動きはなし。主力の顔触れは投打ともに昨季とほぼ変わらない。ただし打線では昨季にスランプと故障にあえいだ元リーグMVPのクリス・ブライアント三塁手、投手陣では大型契約で移籍しながら1勝のみで長期離脱を余儀なくされたダルビッシュ。この2人が復活してくれるだけでチームとしての戦力は大幅にアップする。



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