昭和天皇が香淳皇后とご結婚されるときも、山縣有朋が婚約辞退を迫った宮中某重大事件や関東大震災などで度々延期されましたが、結婚されて60年以上も添い遂げました。5年、6年かかることも不自然ではありません。皇室では一度決めたことを覆すのは良しとされず、婚約解消となればとても近代的な対応でしょう。ただ、それでは眞子さまはずっと『婚約していたのに……』と過去のことを言われ続けてしまうのではないかと心配です。この困難を乗り越えて初志貫徹するのが、幸せになれる道ではないかと思うのです」

 この秋篠宮家の方針も影響しているのではと、渡邉さんは指摘する。

秋篠宮さまはかねてから皇族の結婚は早いほうがいいというお考えを持っていらっしゃって、ご自身で紀子さまというお相手を探し、学生結婚されています。だからこそ、眞子さまと小室さんの交際を見守ってこられ、予想外のトラブルだったのではないでしょうか。秋篠宮家には来年には皇位継承順位2位になる悠仁さまを育てるという大きな責任があり、その義理の兄になる存在ですから心配は尽きないのでしょう」

 結婚に「それ相応の対応」を求める秋篠宮さまはこの文書に合格点を付けるのか。「努力を重ねる」とした小室さんの次の一手に注目が集まっている。(取材班)