【オリンパス】
 オリンパスでは“修理を受けられない製品”のリストを公開している。リストになければ修理可能ということになる。フィルムカメラはもちろんだが、マイクロフォーサーズでもPEN E-P1やE-PL1など初期のモデルは修理不可になっている。修理不可な製品は点検や清掃なども基本的に受け付けない。宅配便のピックアップサービス使用時は、修理状況をネットで確認できる。点検サービスもあり、外観清掃のほか、故障の有無や解像度のチェック、ファームウェアのアップデート、バッテリーの点検などが行われて、レンズ交換式デジタルカメラで税込み3240円。

デジタルカメラで既に修理を承ることのできない製品
https://cs.olympus-imaging.jp/jp/support/cs/digital/servicea_12.html

修理の問い合わせ
0570-073-000

日通航空「オリンパス 修理ピックアップ窓口」
https://fotopus.com/index.html/module/Repair/action/Delivery
0120-971995

【キヤノン】
 キヤノンでは、いつまで修理対応なのかも公開されている。最近のモデルであれば「未定」のことも多いが、たとえばEOS 5D Mark IIであれば2019年11月の末で終了という具合だ。また、点検・清掃を中心にした「あんしんメンテ」も行っている。清掃と簡単な点検のスタンダードは税込3240円、測定器を利用した測定・調整が加わるプレミアムだとカメラにもよるが約1万5000円。オーバーホールも受け付けていて、EOS 5D系の目安が6万200円。

修理対応期間対象製品一覧
https://cweb.canon.jp/e-support/repair/period.html

修理対応期間終了製品
https://cweb.canon.jp/e-support/repair/parts-limit.html

カメラ修理受付センター
050-555-99077

修理・メンテナンスのお問い合せ・お申し込み
https://cweb.canon.jp/cgi-bin/e-support/repair/index.cgi
050-555-99077

【シグマ】
 価格の目安も含めて、修理可能な製品がウェブで公表されている。カメラボディーは、基本的にMerrill / Quattro世代のみ対応する。重修理で、レンズ交換式で最大税込6万4800円、レンズ一体型で4万8600円。それ以前のものであっても、センサークリーニングや点検など分解しなくて済む作業は受け付ける。宅配便によるピックアップサービスもある。送付する場合は会津工場、持ち込みは川崎市の本社。

修理可能な製品と標準料金
https://www.sigma-photo.co.jp/popups/pricelist/

点検 / 修理に関するご案内
https://www.sigma-photo.co.jp/support/repair/

問い合わせ先
0120-9977-88

【ソニー】
 ウェブの「修理可能製品と修理目安料金の検索」画面で製品名を入力、症状を選ぶとおおよその価格が表示され、そのまま修理の申し込みができるようになっている。基本的に製造打ち切り後の部品保有期間が修理可能な期間になる。その期間はαシリーズで7年、サイバーショットで5年だ。保有期間が過ぎると修理できないものもある。ただし、分解を伴わない清掃等であれば、古いモデルでも受け付ける。メンテナンスは「清掃・点検サービス」としてパックになっている。

修理料金の目安
https://www.sony.jp/support/repair/repair_price.html

修理相談窓口、引取修理サービス申し込み
0120-222-330

修理可能製品と修理目安料金の検索
https://www.sony.jp/support/repair/repair_price_online.html

引取修理サービス
https://www.sony.jp/support/repair/menu/hikitori/

修理のご相談 サポート・お問い合わせ
0120-222-330

次のページ
ニコン、パナソニック、富士フイルム、リコーの対応