一日警察署長を務めた小倉優香 (c)朝日新聞社
一日警察署長を務めた小倉優香 (c)朝日新聞社

■「チア☆ダン」ほか相次いでドラマに出演

 “リアル峰不二子”の異名で現在、グラビア界でもっとも雑誌が売れるとして人気なのが小倉優香(20)だ。2017年に初登場して以降、バスト87・ウエスト59・ヒップ89でGカップというパーフェクトボディでグラビア界で存在感を発揮し続けている。

「5月に発売したファースト写真集『ぐらでーしょん』(講談社)は写真集のランキングに初登場で1位となり、初版分もすぐに完売、すぐ重版となりました。今、雑誌の表紙に起用したら確実に売れる存在として、元Dream5のメンバー・大原優乃(18)とともに引っ張りだこですね。面白い点は、小倉はまだ10代の頃から自分のビジョンをはっきり持って活動していたところ。正直、自分より10歳も20歳も年下の子とは思えないんですよね。そうした彼女にしびれるスタッフも続出しています」(雑誌のグラビア担当編集者)

 10月には2019年のカレンダーも発売予定となっており、ますます評判を呼びそうだが、業界ではもうひとつの事情があったようだ。

「近年、グラビアは雑誌の表紙を総なめしていたAKB48グループの人気メンバーが次々と卒業して、次の一手を欠いている状態です。しかも、事務所側が18歳以下のメンバーには水着グラビアをやらせないことを決定しました。こうしたなか、小倉優香の存在感は抜群で、業界でもいま一番推していきたいタレントでしょう」(同)

 最近ではグラビアを飛び出し、女優としての仕事も増えている。「チア☆ダン」(TBS系)に出演したほか、オリジナルウェブドラマ「銀魂2 -世にも奇妙な銀魂ちゃん-」(dTV)にも出演して話題に。これ以外にも今クールでは「恋のツキ」「GIVER 復讐の贈与者」(共にテレビ東京)など深夜ドラマにも相次いで出演をしており、SNS上では「“ぐらちゃん”のナイスボディが映像で見られる!」と喜びの声があがっている。

 芸能リポーターの川内天子氏は、グラビア出身の女優たちの傾向についてこう話す。

「グラビア出身で女優に転身して成功した例では優香(38)や小池栄子(37)が有名でしょう。他にも綾瀬はるか(33)や倉科カナ(30)などもグラビアから芸能界でのキャリアをスタートさせた女優もいます。グラビア出身の女優は、自分のことをよく研究していて、見せ方や表現がうまい子が多い。カメラマンからいろんなポーズや表情を指示されてきたので、自分が演技で何を要求されているのかを理解しているんです。グラビアから女優に転身し、すぐに成功する例は稀ですが、徐々に開花していくパターンが少なくない。小倉が今後、どういう活動をしていくかわかりませんが、女優への道を進むとすればどういう演技を見せてくれるのか楽しみですね」

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小倉のグラビアを拝めるのはいつまで?