ダメ会社だったスカイマークが定時運航でJAL、ANA抑えトップになった理由

経済プリズム

企業

2018/08/02 16:00

 2015年に民事再生法を適用し、経営破綻した航空会社、スカイマークが急速に経営を改善している。国土交通省が7月31日に発表した2017年度(17年4月~18年3月)の国内航空会社の定時運航率(出発予定時刻以降15分内に出発した便数の割合)で国内トップに躍り出た。スカイマークの定時運航率は93.06%で2位の日本航空(JAL)を3.05ポイントも突き放した断トツのトップだった(17年10月末から運航開始のエアアジア・ジャパンを除く)。市場からいったんは「ダメ会社」と烙印を押された会社が短期間で再生しつつある。それはなぜなのか。

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