剛力彩芽、ZOZO前澤氏のSNSは、なぜこんなに荒れるのか (2/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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剛力彩芽、ZOZO前澤氏のSNSは、なぜこんなに荒れるのか

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辻秀一dot.#朝日新聞出版の本#読書

剛力彩芽さん (c)朝日新聞社

剛力彩芽さん (c)朝日新聞社

辻 秀一(つじ・しゅういち)/1961年生まれ。スポーツドクター、株式会社エミネクロス代表。応用スポーツ心理学をベースにしたメンタルトレーニング「辻メソッド」は、一流スポーツ選手やトップビジネスパーソンに熱い支持を受けている。37万部突破の「スラムダンク勝利学」(集英社インターナショナル)』など多数の著書がある。最新刊は「先生、ウジウジ・イライラから一瞬で立ち直る方法を教えてください!」(朝日新聞出版)

辻 秀一(つじ・しゅういち)/1961年生まれ。スポーツドクター、株式会社エミネクロス代表。応用スポーツ心理学をベースにしたメンタルトレーニング「辻メソッド」は、一流スポーツ選手やトップビジネスパーソンに熱い支持を受けている。37万部突破の「スラムダンク勝利学」(集英社インターナショナル)』など多数の著書がある。最新刊は「先生、ウジウジ・イライラから一瞬で立ち直る方法を教えてください!」(朝日新聞出版)

 このように私たちの脳は、周囲のあらゆることに瞬時に意味をつけ、それによって、しばしばネガティブ感情に襲われます。ならば「意味づけ」をしないようにすればいいのか?……というと、それはできない相談です。意味をつけるというのは、私たち人間の脳の基本機能であり、それによって人間文明は発展してきたといえるからです。人間の脳は「意味づけ」をやめられないし、そこから生まれるネガティブ感情の存在を否定する必要もありません。むしろもっと自分の感情に自覚的になったほうが、心は整えやすいといってもいいでしょう。

 では、どうしたらいいでしょう? 目指したいのはネガティブ感情から素早く立ち直り、最高のパフォーマンスを発揮できるようになること――つまり「意味をつけること」自体に罪はなく、「意味づけから生まれた感情を引きずり、事実を見る目が曇り、パフォーマンスが下がること」を避けたいわけです。そこで私が日ごろ指導しているメソッドが、下記の5つのステップから成る「ライフスキル」です。

【ステップ1】「感情」に気づく――まず、自分の感情にもっと目を向け、自覚しよう。
 例)ウジウジに気づく イライラに気づく

【ステップ2】「意味づけ」に気づく――ステップ1で気づいた感情を生んでいるのは、どんな意味づけか、考えてみよう。
 例)「雨」に「憂鬱」という意味をつけた 「バーベキュー」に「リア充」という意味をつけた

【ステップ3】「意味はついていない」と考える――ステップ2で気づいた意味は自分の脳が勝手につけたものであり、本当は「意味はついていない」(事実があるだけ)と考える。
 例)「憂鬱な雨」なんてない 「リア充なバーベキュー」なんてない

【ステップ4】「フローの価値」を考えご機嫌でいることを価値化する――
機嫌がいいと、アイディアが生まれる、体調が良くなる、人に優しくなれる、パフォーマンスが発揮できる、など。

【ステップ5】「自分の心は自分で決める」と考える――自分の心は自分だけのもの。その心をどう保つのかは自分次第なのだと考えよう。

「難しそう」「面倒臭い」と思われそうですが、この「ライフスキル」を繰り返し練習することで、やがて瞬時に自分の機嫌は自分でとれるようになり、「最高のパフォーマンスを発揮できる心の状態」を自ら整えられるようになります。まずはステップ1~3を繰り返し、慣れてきたらステップ4~5も加えて繰り返す、という具合に徐々に習慣づけていってみてください。


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