「大人が夜に見るための大人のドラマが増えたのでは」と話すのは芸能リポーターの川内天子さんだ。

「若い年代は夜、テレビを見るよりもネットで動画を見たり、ドラマも録画して後から見たりするのが多いと聞きます。リアルタイムでテレビドラマを見ているのは40代以降の世代が多く、そういう大人を対象にした、大人のドラマが定着してきたのではないでしょうか。また、若い時に一世を風靡した人たちが、50代を迎えて別の魅力を見せてくれるといった期待感も大きいと思います」(川内さん)

 今年の秋の夜は、かつて『東ラブ』に夢中になった“大人たち”がもう一度ドラマに夢中になるかもしれない。(ライター・緒方博子)