安室奈美恵のラストライブは沖縄か　近隣ホテルは「満室」、予定会場は「非公開の予約」の真相

　日本中に衝撃が広がった引退発表からもうすぐ10カ月。安室奈美恵のデビュー日であり、引退の日に選んだ「9月16日」を、彼女はどこで何をして過ごすのか――。ファンの間では「最後はやはり沖縄でライブなのでは」と期待が高まり、25周年ライブを行った沖縄の会場周辺のホテルは1年前から既に予約で満室状態だ。

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「何か情報ありませんか？　お客さまから安室さんのイベントがありますかと問い合わせをいただくのですが、周辺の業界関係者と情報交換してもみなさんわからなくて……」

　取材にそう話すのは、安室が2017年に25周年ライブを行ったぎのわん海浜公園から徒歩5分ほどの場所にあるホテル「フェストーネ」の支配人、藤原昌樹さんだ。昨年のライブに参加した宿泊客がチェックアウト時に「来年も来るかもしれないから」と9月16日を予約していったほか、安室が引退を発表した20日以降は問い合わせが相次ぎ、わずか2日で満室となった。

　会場に隣接する「ラグナガーデンホテル」（全303室）も、国道を挟んで南側に位置する「ムーンオーシャン宜野湾　ホテル＆レジデンス」（全177室）も、前後の週末はまだ予約可能なのに9月16日は満室の状態。だが、諸手を挙げて喜べる状態ではないようだ。前出の藤原さんも複雑な思いを明かす。

「いまも週に何件か問い合わせがありますが、うちは26室しかないので、もうキャンセル待ちも受けられない状態です。もしこのまま何の発表も無くイベントが行われなかったら、キャンセル料が発生する1週間前に全室が空いてしまうのではと危惧しています。そこからまた予約を確保するのは非常に難しいので、コストにもなってしまいます」

　真相はどうなのだろうか。エイベックス関係者に聞くと「会社の上層部や所属事務所でそのような動きがあるのか、わからない」と否定はしないもの、現段階で確定している情報はないようだ。メディア関係者の間でも、ファイナルツアーで「最後のライブとは書かないで」と記者にお触れが回ったことからラストライブがあるのではとの見方があるが、その意図は。