──昨日の会見で、真実でないとしたのは。

 県職員が面会の場にいたか分からないというのと、発言がないということ。

──名刺に場所は入っていたか。

 入っていなかったです。

──県職員の文書の信憑性を否定するような発言、面会の場に県職員いなかったような発言、それについては
A昨日申し上げたとおり、えっというのが正直な感想です。

──名刺出すの含めて担当職員の申し出か。

 そうです。本来だったら、こちらがいってる。で、それぞれが正直に言えば、どってことない話なんですよ。

 この件で会った会わないでズルズルいくってのはどうなのかなって、普通は職員は名刺は私なんか持ってこないですけども、終止符を打ちたいって言って、異例のことだと思います。

──以前、情報公開条例の縛りで「相手方のことについて言えない」と。そのあたりの整合性は。

 そこはほんとに悩ましいところなんですけど、まあこれだけ世の中で会った会わない疑問符を投げかけられて、しかも1年ぐらいたってるわけですよね、だからこれは特殊ケースでないかなという風に思います。

■「県職員がいたかはわからない」の言い分は無理な話

──柳瀬さんは、県関係者はいたのかわからないと発言。知事から見て、柳瀬さんはほんとに県職員いるかいないかわからずに話していたと感じたか。

 それはご本人に聞いていただきたいことなんですけど、人数から言ってもまあちょっと、たぶん勘違いされてる可能性もあるんですよね。それはちょっと無理があるかなって気はしますけどね。

──そもそも何の目的の面会だったのか。

 これはね、簡単なことなんですよ。要は「地元の熱意が重要だ」ということで、愛媛県も、今治市が主ではありますけども、県としての応援態勢とかですね、気持ちはどうなのっていう熱意を、愛媛県の思いを考えを伝えるというために行ったということの会だと思います。

──であれば「自治体がやらされモードでなく死ぬほど実現したいと思うことが最低条件だ」という発言は、学園関係者に対してとは考えにくい。県職員がいたとわかってた。

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地方公務員が首相秘書官に会うことの意味