俳優・椎名桔平の付き人だったアキラ100% (c)朝日新聞社
俳優・椎名桔平の付き人だったアキラ100% (c)朝日新聞社

 俳優の堤真一(53)が1月10日放送の「今夜くらべてみました」(日本テレビ系)に出演し、4年前にゴールインした妻との結婚について語った。結婚のきっかけは、16才年下の奥さんからの「逆プロポーズ」だったことを明かし、普段は深みのあるシリアスな演技を見せる堤だけに、「意外すぎる」とそのギャップにSNS上を中心に話題となった。

 数多くの作品に出演し、今や日本のドラマ・映画界になくてはならない存在の堤だが、実は意外な過去がある。若い頃、同じく俳優の真田広之(57)の付き人をしていたことはご存じだろうか。

「堤さんは高校卒業後、友人に誘われ、俳優の千葉真一さんが主宰するジャパンアクションクラブ(JAC)へ入団したんです。そのJAC時代に真田さんの付き人となり、彼のカバンを持つなど、いろいろな身の回りの世話をしていました。真田さんの好きなジュースをクーラーボックスに入れて持ち歩き、いつでも手渡せるよう気配りしていたそうです。たまに真田さんから怒られることもあったようで、トップ俳優になった今でも、真田さんとの共演については『絶対無理!』と顔をこわばらせるほど。真田さんの前に出ると緊張して顔が引きつり、声も上擦るなど、自然と『付き人根性が出ちゃう』と語っていました」(スポーツ紙の芸能担当記者)

 売れる前に付き人をしていた芸能人はほかにも……正月の生放送でネタを“失敗”してしまい、新年早々注目を浴びた人気芸人のアキラ100%(43)もそのひとり。彼は俳優の椎名桔平(53)の付き人をしていた。

「20年前に俳優を志していたアキラさんは芸能事務所に所属し、椎名さんの付き人兼運転手だった過去をバラエティー番組で告白していました。付き人時代は何をやってもミスばかり。車の運転時は急ブレーキと急発進の連続で、危機を感じた椎名さんが運転を代わる始末。それでも付き人を『やめろ』などといわれたことはなかったそうで『椎名さんは本当にやさしくて』と当時を回顧。ところが、自分自身に嫌気がさし、わずか2カ月で置き手紙を残して逃亡してしまったそうです。それ以来、椎名さんとは会ってなかったそうなんですが、『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系、2017年6月放送)でアキラさんが謝罪しました。椎名さんから『君の夢が叶ったことをうれしく思います』という手紙がサプライズで紹介されました。椎名さんの懐の広さや優しさにスタジオをはじめ、ネット上でも感動の声があがりました」(同)

 付き人という言葉が似つかわない、自由奔放なイメージのある所ジョージ(62)や志村けん(67)など大物タレントも実は付き人経験者だ。

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“あの大物”も付き人経験者