オリックス


2017年外国人選手活躍度:B
来季の外国人選手展望:B

・外国人投手合計成績
77試合12勝13敗3セーブ13ホールド

・外国人野手合計成績
223試合216安打47本塁打127打点3盗塁

・外国人選手MVP:ロメロ
103試合107安打26本塁打66打点2盗塁 打率.274

 新外国人のロメロとシーズン途中に加入したマレーロの二人の活躍が光った。ロメロは試合中のけがで離脱した時期はあったものの、スタメン出場時は不動の四番として活躍し、いずれもチーム2位となる26本塁打、66打点をマークした。マレーロはデビュー戦でいきなりベース踏み忘れによる本塁打取り消しが話題となったが、その後も安定した打撃を見せて20本塁打を放った。ともに粗さはあるものの、積極的な打撃と長打力は大きな魅力である。投手ではディクソンが負け越したものの先発で8勝をマーク。ヘルメンが中継ぎで戦力となったが、メジャー経験豊富なコークは故障もあり2勝にとどまり、野手陣に比べるともうひとつと言える貢献度だった。

 ロメロ、マレーロ、ディクソンは来季も残留が決まっていることが何よりも大きい。ポイントとなりそうなのはもう一人の投手。クローザーの平野佳寿が退団するだけに、リリーフタイプの力のある投手が欲しいところだ。

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続いて日本ハムは…