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2017年外国人選手活躍度:A
来季の外国人選手展望:B

・外国人投手合計成績
62試合3勝1敗1セーブ36ホールド

・外国人野手合計成績
396試合382安打80本塁打224打点10盗塁

・外国人選手MVP:ウィーラー
142試合147安打31本塁打82打点7盗塁 打率.271

 ウィーラー、ペゲーロ、アマダーの三人の野手が規定打席をクリアし、揃って20本塁打以上をマークした。三人が放った80本塁打はチーム全体の60%にあたり、いかに長打力での貢献度が高かったかが分かる。チームが夏場以降失速したのも、ペゲーロの故障の影響が大きかったことは間違いないだろう。投手も新加入のハーマンがチームトップの33ホールドをマーク。夏場に少し成績を落としたものの、勝ちパターンの一角として見事な活躍を見せた。

 今年活躍した四人が揃って残留する可能性は非常に高い。特に野手陣は長打力のある日本人選手が少ないだけに、チームの浮上を左右する存在になりそうだ。それがゆえに、いずれも調子の波が大きい点は不安材料である。

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