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男女の友情「下心あって当然」 鴻上尚史が語る

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男女の友情について男性からの意見を語る、鴻上尚史さん

男女の友情について男性からの意見を語る、鴻上尚史さん

 50代後半にもなると男性は一般的に、自分の男性機能に自信がなくなる。それなりに経年劣化した肉体を前にしたときにデキるかどうか、僕だったらすごく不安になる。でも、彼はそれを乗り越えて彼女を口説いたわけでしょう。そのガッツに僕は男として拍手を送りたい。

 そして、女性には、この年で口説かれたことを誇りに思っていただきたい。こうした華やぎが人生を豊かにするのです。

 そもそも、男性も若いときとは違ってダメ元で口説いているだけのことが多い。ですから、その気がないならハイハイといなしていれば「友情」はそのままキープできるはずです。白か黒かはっきりさせず、余裕をもったつきあいができるのは、ゆとりら世代ならでは。粋な大人の関係を楽しみましょう。

鴻上尚史(こうかみ・しょうじ)/劇作家・演出家 1958年愛媛県生まれ。早稲田大学法学部卒業。在学中に劇団「第三舞台」を結成し、作・演出を手がける。小説家、エッセイスト、ラジオのパーソナリティなど幅広く活躍。恋愛についてのエッセイ『恋愛王』がベストセラーになった恋愛論の名手でもある。著書に『青空に飛ぶ』(講談社)。

(文/こんぺいとぷらねっと・鈴木麻由美)

※「ゆとりら秋冬号」特集「人生後半のパートナーは女友達」から抜粋


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