ミニスカートで苦情殺到! 芳村真理さんが明かす美のワザとテレビ時代

朝日新聞出版の本

2017/10/27 16:00

――なるほど。白すぎる肌はべたっと見えて、表情がわかりづらいかもしれませんね。仕上げはファッション。真理さんは本当にたくさんのハイブランドの洋服を着て来られたと思うのですが、今はどんなふうにお洒落されていますか。

芳村:昔はお洒落な洋服は本当に高価だった。番組でずいぶん着せていただきましたね。そこで学んだものは本当に大きいと思います。今はテレビのレギュラーに出ているわけでもありませんし、湘南に住んでいて、地元の友人たちとご飯を食べたりというような静かな暮らしですから、TPOを5段階くらいで考えて、いろいろなファッションを楽しんでいます。ゆるい普段着から、東京へ出ていくときのおしゃれ着まで。

 でも流行を知ることは大事なので、まずシーズンの初めには、UNIQLO、ZARA、H&Mなどのファストファッションのお店は全部回ります。ラッフル袖が流行りだとか、グレンチェックが流行りだとか、一番わかりやすいですからね。それで、上着など目立つもの、流行色の物などはそういうお店で買っちゃう。この夏流行った黄色など、そのシーズン限りな感じがしますからね。でも、ベーシックな色のインナーや、靴やバッグはちゃんとしたブランドのもので「本物を知っている」ことを表すようにしています。

――それはとても参考になりますね。芳村さんが今日着ていらっしゃるツィードのジャケット、シャネルかと思っていました。

芳村:ふふふ、ZARAなのよ(笑)。

――その貫禄は、やはりテレビのいい時代に培われたものなのでしょうか。

芳村:そうね、いろんなことができた時代ではありました。その反面、テレビがお茶の間にどっぷり入ってたので、マイナスの反応もものすごかった。朝のワイドショーで初めてミニスカートを着て出たときは、局の電話が主婦からのクレームで鳴りやまなかったり。だけど、1年経ったら世間の女性はみんなミニスカートになった。だからやりがいがあった、と思いますよ。で、今もテレビ局の人と話してたんだけど、あの頃は、やっぱりテレビっていうのは、一つの立派なステージだったので、出ることに気構えがあったのですよ。「大変だ、全国に映っちゃう」って。今のテレビみたいに、生活の延長線上のような話をただペラペラしゃべって、というふうになると、別に着るものに主張も覚悟もいらないのかもしれませんね。でも、テレビに出る人は、季節やTPO、マナーといったことを意識してもらいたいなあと思います。

――思い入れや覚悟をちゃんともって着るからこそ、視聴者に伝わるものもあるように思います。芳村さんには、これからもお元気で、素敵なファッションでテレビに登場していただきたいです。

(インタビュー・構成/森綾)

一生、美しく。 今からはじめる50の美習慣

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