「この人と話すと気持ちいい」と思われる想像力の鍛え方 (2/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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「この人と話すと気持ちいい」と思われる想像力の鍛え方

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秀島史香(ひでしま・ふみか)/ラジオDJ、ナレーター。1975年、神奈川県茅ケ崎市出身。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。大学在学中にラジオDJデビュー。J-WAVE『GROOVE LINE』、NHKラジオ『英語で読む村上春樹』のほか、NHK総合『着信御礼!ケータイ大喜利』などのテレビ番組にも出演。映画、テレビ、CM、アニメなどのナレーション、美術館音声ガイド、JAL機内放送など活動は多岐にわたる。J-WAVE SPECIAL『VERMEER, 37 STORIES~光の王国~』で第49回ギャラクシー賞『ラジオ部門選奨』受賞。現在の担当番組は、FMヨコハマ『SHONAN by the Sea』、JFN系列局『Pleaseテルミー!マニアックさん。いらっしゃ~い!』では吉田照美氏と共演中

秀島史香(ひでしま・ふみか)/ラジオDJ、ナレーター。1975年、神奈川県茅ケ崎市出身。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。大学在学中にラジオDJデビュー。J-WAVE『GROOVE LINE』、NHKラジオ『英語で読む村上春樹』のほか、NHK総合『着信御礼!ケータイ大喜利』などのテレビ番組にも出演。映画、テレビ、CM、アニメなどのナレーション、美術館音声ガイド、JAL機内放送など活動は多岐にわたる。J-WAVE SPECIAL『VERMEER, 37 STORIES~光の王国~』で第49回ギャラクシー賞『ラジオ部門選奨』受賞。現在の担当番組は、FMヨコハマ『SHONAN by the Sea』、JFN系列局『Pleaseテルミー!マニアックさん。いらっしゃ~い!』では吉田照美氏と共演中

 そんなエピソードとして語ることで、「あるある」「わかる」と気持ちの共有面積が広がります。

 これはラジオに限った話ではありません。普段の会話でも、苦手なものに対して、「雨、嫌いです」と直感的に思ったままを言うのではなく、「雨が降って私はこんなことがありましたが、あなたは?」と、いかにポジティブな方向で語れるか。そして相手の価値観にも耳を傾けられるか。

 自分が苦手なものに対して、ただネガティブな発言をするだけでは、相手の「好き」を気づかずに否定してしまうことにもつながります。その代わり、180度違う視点に立って、世の中にはいろいろな人がいる、ひとりひとりの「好き」と「苦手」は必ず違うということを、どれだけ想像できるか。「この人と話すと気持ちいい」と感じる人は、想像力が豊かで、ハッとするほど人としての余裕と優しさを感じます。

 そして、その想像力を鍛えるには、やはり場数を踏むのが最も手っ取り早く、効果的です。

 ゴミ出しの際にご近所さんでも、病院の待合室で一緒になった話し好きのおばあちゃんでも、タクシーの運転手さんでも、世の中のいろいろな立場の人と一言でも言葉を交わしてみましょう。「この人の言い方、素敵だな」「その言い方はちょっとムッとするな」と、良い例・悪い例にたくさんふれてみるのです。

 たくさんの人とかかわって言葉を交わし、自分にはない違った価値観を知るたびに、人間はより魅力的に、そして優しくなっていくと思います。


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